内容説明
鍵はアルプスの氷河に１００年前から眠るパイロットの遺体とその兜にあった。兜の調査を行なっていたソルボンヌ大学の考古学者ラベルは、それが何世紀も続く武器商人一族に関係していることを突き止めるが、直後に何者かに兜を強奪されてしまう。謎の生物、酵素、兜…すべてをつなぐ糸とは？武器商人一族の末裔に会うため、そのシャトーへと向かったオースチンを襲う衝撃の真実。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
45
本当にエンタメが盛りだくさん。アクション、サスペンス、さらには環境問題まで、ありとあらゆる要素が盛りだくさんのお子様ランチ状態。そうでありながら、さすがのテクニックで、うまく絡み合ってラストに向かう。アイスマンの姉が登場！？それは秘密結社ばりの武器販売を生業としている謎多き家系。ミュータントの登場などお腹いっぱい。コスパ高しっ。2019/03/01
pangea74
4
不老不死の製法とそれにまつわる人体実験、大西洋で爆発的に広がる藻の脅威という展開が絡まる下巻。フォシャール家に捕らわれた考古学者スカイを救うため、オースチンとザバーラが例によって敵の本拠地へ殴り込み！不老不死という、ある意味トンデモな要素があるけど、そんなに引っ掛からず読み進められた。もしジェームズ・ロリンズが作者だったら、最新の研究情報を総動員して、不老不死に関する蘊蓄を詳しく書いていそう。あるキャラが強烈な最期を迎える場面は「インディ・ジョーンズ／最後の聖戦」を思い出しました。2017/06/05
Richard Thornburg
2
★★★★ 上巻で盛り上がったところで一気に下巻へ。 話はサクサクと進んで一気に読んでしまいました。 安心して読めるってのも変ですが、安心してドキドキできるのはカッスラー先生の作品のいいところだと思います。 ダーク・ピットがNUMAの長官になっちゃって面白みがないなぁと思ってたら、まだNUMAにはカート・オースチンがいましたwww う～ん。 みんなその行動力もさることながら、ウィットに富んだ会話もカッコイイよな！2012/07/07
くーねる
0
いつも通りのパターンで安心して読めます。2011/01/21
w_h_o
0
あっという間に読了。あいからずいいノリで読み進められました。深海都市の意味取り違えてた…もっとザバーラと乗り物にも活躍して欲しいです。2010/08/07
