内容説明
古代の種族アミーニースが予言した「地球最後の日」―それを目前に控えたピットらは、複合企業の産み出す莫大な利益と遺伝子操作を駆使して生き残りを図るヴォルフ一族に狙いを定める。一族の背後には、かつてドイツを脱出した旧ナチ勢力の影が…。四隻の巨大船舶に膨大な乗員を収容して船出を目論む彼らの真の狙いはどこに?ピットらはいよいよ決戦の地、南極へと向かった―。
著者等紹介
カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1931年、合衆国イリノイ州生れ。テレビ界から作家に転身し、’73年に『海中密輸ルートを探れ』でデビュー。以後、ダーク・ピット・シリーズで世界的ベストセラー作家となる
中山善之[ナカヤマヨシユキ]
1935年、北海道生れ。慶応義塾大学卒業。タイム・ライフ日本支社勤務後、翻訳家に
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつみかん
11
〝アトランティス〟への期待が高すぎたなぁ〜!ちともの足りず。2022/07/16
橋川桂
9
上巻では別行動の多かったピットとジョルディーノが下巻ではほぼずっとコンビで行動。軽妙な軽口の叩きあいが楽しい。まだこのシリーズ二本しか読んでないけど、やっぱりこうでなきゃと思ってしまう。タイトルから察しがつく通りかなりのトンデモだし、悪役もややステロで、ピットたちがチートすぎ、とこういうのが鼻につくという人もいるだろうけど、私なんかにはかなりツボ。2018/12/05
對馬 正晃
6
巨大スノークルーザーの無敵っぷりは、爽快の一言に尽きます!それにしてもジョルディーノがあんなことになっちゃって、ピットまでこんなことになるとは・・・(笑)この頃から他のシリーズ物を書かれ始めたので、お二人さんにちょっとした休暇をあげたかったんですかね??2019/02/20
よむよむ
3
シリーズに出てくるマシンがいつもすごいけど、これの最後に出てくるトレーラー?がまた超ド級のすごさ!表紙でよくわかってウレシイ
ササ
2
まさかまさかの展開!そんな壮大な計画だったとは!!と一気に大スペクタルで、脳内で勝手に映画化されていった。とにかく、ピットとジョルディーノはかっこいい。2022/08/28