新潮文庫<br> コロンブスの呪縛を解け〈下〉

新潮文庫
コロンブスの呪縛を解け〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102170250
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

海中の財宝を独占しようと企む大実業家ハルコンの真の狙いとは何か?その背景には、15世紀に端を発し、300年以上も休眠状態にあったスペインの秘密結社の存在が隠されていた。その理念を継ぎ、合衆国南西部からメキシコにかけて一大新国家を設立、君臨しようという野望。その阻止に動くNUMAの面々に、驚くべき新事実がもたらされる。鍵を握るのはアンドレア・ドリア号だ―。

著者等紹介

カッスラー,クライブ[Cussler,Clive]
1931年7月に、イリノイ州に生まれた。朝鮮戦争時に空軍に志願し、戦後、大学に復学するが退屈な大学に嫌気がさして退学。さまざまな仕事についた末にハリウッドの広告代理店でクリエイティブ・デアイレクターにまでなるが、作家志望が強く、その要職を捨てて小説を書きつづける。著作に専念しはじめたのは1970年で、1976年に発表した『タイタニックを引き揚げろ』で一挙に冒険小説の第一人者として広く世界に認められる。その後、ほぼ2年に一作の割でダーク・ピット・シリーズを出してきたし、昨年からは今回紹介したNUMAシリーズの刊行も開始した

ケンプレコス,ポール[Kemprecos,Paul]
処女作“COOL BLUE TOMB”でいきなり全米探偵作家協会の賞を受けた俊英で、その後もケープコッド一帯を舞台に私立探偵が活躍する作品(“BLUE FIN BLUE”“FEEDING FRENZY”“MAYFLOWER MURDER”など)を発表して、幅広い読者の支持を得ている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

49
途中、ちょっとペースダウンしましたが、なんとか読了しました。よくできた冒険活劇。歴史ミステリーが好きな人には充分楽しめる作品だと思います。歴史や文化に興味があり、歴史的背景に思いを馳せつつ、読むことができればさらにプラス。私は、それほどでもなく、サラサラっと読みました。この手のシリーズにしては、主人公級のキャラが薄く感じたのが残念なところ。2022/11/22

とも

22
上下巻に渡って非常に満足して読了です。 男子が好きそうな冒険譚がギッシリ詰まってる感じ。 ジャングルでの逃走劇、洞窟の中を這いずり回る探検、沈没船の探索、目を疑う様な宝石の発見等々テンコ盛り。 ここまで持ち上げて何やけど、ハラハラドキドキはしたけど内容は薄かったかな(笑) 後、上下巻と長かった割にラストはあっさり「え、これでラスボスとの対決終わり?」みたいな。 機会があればダークピットシリーズにも手を伸ばしてみよっと。 2018/11/11

なつみかん

17
御大・カッスラーは出てこなかった・・・なるほど新シリーズなんだな。この後、NUMAシリーズがのれん分けして拡がるのも、エンタメの一つのブランドになったのね〜!2022/06/28

對馬 正晃

7
ダークピット・シリーズより、アクション少なめ謎解き多めなのはいいのですが、主人公たるオースチンの出番が少なくないですか?彼の見所は終盤だけだったような気がします。もうちょっとバランスよくしてくれれば・・・。2019/11/19

よっちゃん

3
ダーク・ピットシリーズは当たり外れがあるから、要注意。特に最新作「コロンブスの呪縛を解け」はいただけませんでした。作者の限界を見るようだ。 シリーズ冒険小説もここまで長くなると………。2003/07/22

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