内容説明
チン・シャンの計画が、新世紀の合衆国の存在自体を脅かすことが判明した。ピットはワシントン中心部での猛烈なカーチェイスを切り抜けたのも束の間、一味の切り札としてミシシッピ川を高速で遡上する巨大な豪華客船を食い止めようと奔走する。砲撃と猛火の果てに、野望は潰えたかに見えたが、チン・シャンには舞い戻るべき理由があった。そして二人は因縁の湖で最後の対決に臨む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつみかん
14
今回の悪者は、妙〜〜〜に現実味を感じる!(最後はあっけなかったけどね。)2022/06/23
對馬 正晃
3
ピットの孤軍奮闘ぶりは健在ですが、ややお年を召した感じが拭えませんでした・・・そろそろ身を固めるのでしょうか??敵キャラの個性が際立っていなかったのがちょっと残念。どうせなら、謎の洞察力を備えた美人秘書をラスボスにしてほしかったです(笑)2018/06/01
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
2
☆×5.0…このシリーズが読まれる理由はテンポのよさ、そして適度なロマンス(エロスなし)に尽きるかと思います。そして何よりもピットのあきらめない精神もあるでしょう。終盤のある事実なんか普通の人だったらあきらめてしまいただ指をくわえて奪われるのを待っているだけなのに彼は命を顧みなかったのです。ピットだからこそできるのでしょうね。もちろんピットは強いですが今回の敵も本当にしつこいし、権威はあるしと好敵手でした。ただし明暗を分けたのは「無駄なプライド」だったのでしょうね…2012/08/11
よっちゃん
2
チン・シャンの計画が、新世紀の合衆国の存在自体を脅かすことが判明した。ピットはワシントン中心部での猛烈なカーチェイスを切り抜けたのも束の間、一味の切り札としてミシシッピ川を高速で遡上する巨大な豪華客船を食い止めようと奔走する。砲撃と猛火の果てに、野望は潰えたかに見えたが、チン・シャンには舞い戻るべき理由があった。そして二人は因縁の湖で最後の対決に臨む。 2003/12/15
スプリント
1
定番の隠れキャラであるカッスラーが登場してにんまりです。 安心して楽しめる定番ネタとストーリー展開で期待どおりの秀作でした。2014/05/17