内容説明
果てしなく増殖してゆく赤潮。マリの将軍と結託して事業の拡大に腐心するフランスの悪徳実業家。そして彼らに捕らえられ、強制労働を科せられる科学者たち。死神だけが待つ広大な砂漠の脱出行こそがピットの宿命となった。合衆国大統領が動き、国連事務総長も動く。援軍とともに引き返したピットは、旧外人部隊の砦に立てこもる。数千名に及ぶマリ軍との苛烈な闘いが火蓋を切る―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よむよむ
19
再々々?読。面白さのてんこ盛り!冒険モノの王道です。ドキドキ、わくわく、そしてスカッとしたい方にオススメ!みなさん、もっとピットシリーズを読みましょうよ^^2011/01/15
なつみかん
14
30年近く前の本なんだね!(出版当時に読んだんだけど〜)2022年になって再読してみて意外に古くなってない(ストーリーの中に出てくる科学技術、乗り物、道具など)そう違和感なくて、久し振りのダーク・ピットを楽しんだ。2022/06/04
對馬 正晃
4
通勤時間帯と経路が変わったために、移動中の読書時間が大幅に減り、読了までかなり掛かってしまいました。さらに南北戦争にまつわるエピソードがテンポを足止め・・・(苦笑)。好きな人は好きなんでしょうが、私は興味をそそられませんでした。ただ、様々な苦難を乗り越えて最後は快勝!という永遠のマンネリは十分楽しめました☆2016/03/11
Richard Thornburg
2
★★★★★2011/02/23
ケイスケ
1
過去のエピソードの伏線も全て回収され、破綻なく終了。砂漠からの脱出など、ドキドキ・ワクワク。あの残忍な復讐方法はアメリカでは受け入れられているのだろうか。2016/02/08