内容説明
変死した弁護士ノヴァクは、麻薬の不正取引に関わっていた。地方検事としての未来を渇望しながら、ノヴァクとの過去が原因で自らの地位が危ぶまれるステラは、それでも事件の真相に迫ろうとする。やがて、二つの事件が同一犯によるものだと判明。さらに謎を解明する一本のビデオテープが見つかる…。サスペンスの世界に、家族小説、政治小説の要素を融合させた、巨匠の最高傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
2
良く出来たポリティカルサスペンスだしそれなりに堪能できたのだがストーリー自体には真新しさや斬新さがないため、似たような小説を以前読んだようなモヤモヤした感じがぬけなかった。また個々の登場人物もキャラ付けが弱く、それぞれの考え方や感じ方に対し納得も同調もしずらい。2019/11/04
woo
1
パターソン得意のリーガルサスペンスではなくむしろポリティカル サスペンスだが、エンターティメント性を失わないキリギリの緻密 な組み立ては流石^^ 本気で取り組んだ(弁護士業掛け持ちではなく) 時のこの人は買いです♪ 2014/12/01
おふねやぎっちらこ
0
読んだことは確実だが、記憶に無い。2013/4/212007/07/22
何屋
0
若干ありきたりな話の流れに落ち着いてしまった感あり。 新鮮味が無かったのではあるが、そこはパタースンだからとりあえずは読めた。 ただやっぱり、法廷物から外れたパタースンを今後も読むかは微妙なところ。2011/06/11
satooko
0
上巻に時間がかかった分、下巻はすんなりと。ふん、ふん、なるほどねの結末。でもステラにいいように扱われるデル・コロスの寛容さはいただけない(この寛容さで魅力半減だよね)。で、ブレーク前の初期作品を除くと残りは最新作野望への階段のみになるけれども、読むかどうかは未定。それでもこの人スピンオフ的な作品が多いので、気になることは気になるんだよな。2010/04/24
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