感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
20
短編集。ルパンというと、大泥棒で失敗しないイメージだが、被害者側もたくましくルパンをやっつける場面も、失敗したルパンが取り繕う様も人間味があって、楽しく読めた。長編にもトライしたい。2020/05/05
マツユキ
13
新潮文庫で初ルパン。こちらも、読みやすい。ルパンが関わった9つの事件。ガニマール登場が嬉しい。ルパンの色男っぷりは、読んでいて、楽しいです。『麦がらのストロー』は衝撃でした。2019/08/10
りゅっく
4
ルパンがルブランに語るていで進む短編集。「赤い絹の肩掛け」は傑作。いい男すぎるルパンに惚れてしまうのです。1989/07/01
2兵
3
怪盗アルセーヌ・ルパンの短編集。本書では、どちらかといえば怪盗としてのルパンよりも、殺人事件の謎解きをしたり、人助けをしたりといった、ヒロイックなイメージのルパンのほうが多く見られる。かと思えば狡猾な敵の罠に掛かってピンチに陥ったり、財産目当てに、とある伯爵の姫君と結婚をしてしまったりと、多彩なエピソードを収録したのが本書です。なかでも『影の指図』『赤い絹のマフラー』『白鳥の首のエディス』あたりが、おすすめエピソードになります。特に『白鳥の〜』は、世間一般的なルパンのイメージにも見合った傑作だと思います。2023/01/10
中島直人
2
(図書館)読了2021/09/03