新潮文庫 Star Classics名作新訳コレクション<br> ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選

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新潮文庫 Star Classics名作新訳コレクション
ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102106129
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

現代アメリカ文学の父であり、ユーモア溢れる冒険児マーク・トウェインの短編小説とエッセイを、柴田元幸が厳選して新訳!

現代アメリカ文学の父と謳われ、「トム・ソーヤー」「ハックルベリイ・フィン」の物語を生み出した冒険児マーク・トウェイン。その名を一躍世に知らしめた表題作「ジム・スマイリーの跳び蛙」をはじめ、生涯にわたって発表した短編小説、エッセイ、コラム記事の中から、トウェインの真骨頂である活気に溢れユーモアと諷刺に満ちた作品を収録する。柴田元幸が厳選した13編の新訳!

内容説明

現代アメリカ文学の父と謳われ、「トム・ソーヤー」「ハックルベリイ・フィン」の物語を生み出した冒険児マーク・トウェイン。その名を一躍世に知らしめた表題作「ジム・スマイリーの跳び蛙」をはじめ、生涯にわたって発表した短編小説、エッセイ、コラム記事の中から、トウェインの真骨頂である活気に溢れ、ユーモアと諷刺に満ちた作品を収録する。柴田元幸が厳選した13編の新訳!

目次

石化人間
風邪を治すには
スミス対ジョーンズ事件の証拠
ジム・スマイリーの跳び蛙
ワシントン将軍の黒人従者―伝記的素描
私の農業新聞作り
経済学
本当の話―一語一句聞いたとおり
盗まれた白い象
失敗に終わった行軍の個人史
フェニモア・クーパーの文学的犯罪
物語の語り方
夢の恋人

著者等紹介

トウェイン,マーク[トウェイン,マーク] [Twain,Mark]
1835‐1910。アメリカのミズーリ州に生れ、ミシシッピー河畔で少年期を送る。『ミシシッピ河上の生活』『王子と乞食』『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリイ・フィンの冒険』等を発表し、19世紀のアメリカを代表する文学者となる。その自由奔放かつ正確な文章は後の作家に多大な影響を与えた

柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年、東京生れ。米文学者・前東京大学教授。翻訳家。アメリカ文学専攻。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。アメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、著書多数。文芸誌「Monkey」の責任編集を務めるなど、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

380
短編集だけど、話によってけっこう落差があるかな? 個人的には『風邪を治すには』『私の農業新聞づくり』『経済学』『盗まれた白い象』あたりの、ひたすら荒唐無稽でくだらないことをマシンガンのように書きつづったものが好き。後半になるとちょっと毛色の違うものが混じってきて、だんだん読むのが億劫になるが、最後の訳者解説を読むとそういう意図で入れてきているようなので、無理にすべて読む必要はないかもしれない。2016/07/31

mocha

97
“文学的コメディアン”らしさを集めた短編集。1話目の「石化人間」はたった17行というショートストーリーだが、描かれたポーズを真似せずにいられる人はどれくらいいるだろう?「私の農業新聞作り」の馬鹿馬鹿しさ「経済学」のとんでもなさが良かった。後半の数作はあまり好みではないけれど、シニカル&コミカルな魅力を堪能した。【マーク・トウェイン誕生日読書会】2017/11/30

KAZOO

93
ユーモア小説集ですね。表題作などは完全に笑い話で、それ以外にも作り話的なものもあったり、「経済学」や「私の農業新聞作り」などは皮肉っぽいもので楽しめました。世の中をやはり斜に構えてみているようなところがあるのが、この作品集に顕われていると感じました。2015/08/10

keroppi

81
【マーク・トウェイン誕生日読書会’23】短編小説、エッセイ、コラム記事を集めた作品集。訳者の柴田元幸さんは、トウェインのよさがもっともよく出ているものを集めたという。それぞれユーモアにあふれ、トウェインの好みも見えてくる。それでいて、シリアスな話もあったり、ロマンチックな話もあったりする。没後110年以上たつが、トウェインの生々しい声が聞こえてくるようだ。2023/11/03

sin

71
単純にアメリカ人のミーイズムを風刺した作品と突き放してしまう訳にはいかない。“失敗に終わった行軍の個人史”は戦争という行為の不条理な有様をユーモアというカーテンで読者が気づくか気づかないかのぎりぎりの線で見え隠れさせているが、作中登場人物のなにがしかが“男の死”を深刻に受け取ることがなければこれはユーモアに紛れてしまって青春の愚行として処理されてしまうように思えるからだ。他にも“本当の話‐一語一句聞いたとおり”は差別問題よりも深く個人の尊厳に話の要点が置かれている。作者の筆は厳しく人間そのものを追及する。2015/11/24

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