新潮文庫<br> 桜の園/三人姉妹 (改版)

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新潮文庫
桜の園/三人姉妹 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102065013
  • NDC分類 982
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

209
『桜の園』は、チェーホフの晩年に書かれ、いわゆる4大悲劇の最後を飾るもの。初演は1904年だから、日本との関連で言えば、まさに日露戦争の最中であった(もっとも、書かれたのはその前年だが)。そうして、革命の足音もしだいに迫りつつある頃だ。そのことは、劇にも濃厚に反映されており、登場人物ではロパーヒンが、まさにその体現者だ。一方、ラネーフスカヤ等の一族は、かつての富と繁栄の象徴であった桜の園を追われてゆく。その静かな交代劇は、「滅びの美学」ということになろうか。なお、3幕で幕を閉じる方が劇的ではないかと思う。2014/04/10

ハイク

136
「桜の園」は貴族であるラネーフスカヤは屋敷を担保に金を借りた。商人から土地を売却し借金返済し新たな生活をするよう勧める。女主人は過去の栄光が忘れず決断できない。時代の流れについていけない貴族の没落を描いた作品でチェーホフ最晩年の作品である。家の庭には桜が見事に咲き誇るが、家が売却されると切られることがこの物語の象徴で印象的である。「三人姉妹」はロシア革命の直前の頃で、彼女達はモスクワでの華やかな生活が忘れられず戻りたがっていたが、田舎での生き方を模索することになる。こちらも上流階級の没落を描いている。2016/10/12

buchipanda3

100
桜と名が付く本をもう1冊と思ってこちらの戯曲を。2篇とも著者らしく劇的な出来事は起きないが、人間が見せるどうしようもない滑稽さと物哀しさが伝わってくる。目線はドライだが、シニカルというよりも労わりのようなものも感じた。人は合理的にも感情的にも覚束ない行動を取ることがある。貴族も女性も新たな社会を迎えるという時代の変革が迫りつつある中では尚更。その覚束なさから解放された後は前向きになるはず。でもセリフのみだから彼女らの内面は明示されない。ワーリャやイリーナに残った本当の気持ちはどうだったのだろうかと思った。2022/04/10

98
ページ数からいくと「三人姉妹」のほうがやや長めなのだが、「桜の園」のほうがダラダラと引っ張った感じがして、その割りにここで終わるんかい!っとなんとも消化不良。貴族階級の没落を描いた有名な作品だし、難解というほどのものでもないけれど、ただただ登場人物達が好き勝手に喋りまくっていることに、意味を持たせたくなりながら苛立ってしまった。でもこれ戯曲なので、舞台で観ると案外ちゃんと見えてくるものがあるのかもしれない。「三人姉妹」も華やぐより哀愁を帯びていて、なんとも19世紀末のロシアらしいなと思ってしまった。2013/10/11

nakanaka

82
先祖代々の領地が抵当に入れられたものの、過去を忘れられない地主家族の話の「桜の園」と、高級軍人だった亡き父との生活を忘れられないその子供たちの話の「三人姉妹」。戯曲ということで読みやすかったものの、やはり戯曲は目で観るのものなのでしょう。正直、どちらも面白さは感じられなかったかなぁ。親の権威や栄光に縋り、次第に暗雲が立ち込めてくるという展開はよくあるものの悲しいものです。ロシアの歴史的背景なんかをもっと知っていれば、興味深く読めたのかな。2020/03/05

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