出版社内容情報
多感で孤独な少女の日々を繊細な筆致で描き上げる米女流作家の最高傑作! 村上春樹が新訳 ≪村上柴田翻訳堂≫シリーズ第一弾!
この街を出て、永遠にどこかへ行ってしまいたい――むせかえるような緑色の夏に、十二歳の少女フランキーは兄の結婚式で人生が変わることを夢見た。南部の田舎町で、父や従弟、黒人の女料理人ベレニスとの日常に倦み、奇矯な行動に出るフランキー。狂おしいまでに多感で孤独な少女の心理を、繊細な文体で描き上げた女性作家の最高傑作。≪村上柴田翻訳堂≫第一弾、村上春樹の新訳!
内容説明
この街を出て、永遠にどこかへ行ってしまいたい―むせかえるような緑色の夏、12歳の少女フランキーは兄の結婚式で人生が変わることを夢見た。南部の田舎町に暮らし、父や従弟、女料理人ベレニスとの日常に倦み、奇矯な行動に出るフランキー。狂おしいまでに多感で孤独な少女の心理を、繊細な文体で描き上げた女性作家の最高傑作を村上春樹が新訳。“村上柴田翻訳堂”シリーズ開始。
著者等紹介
マッカラーズ,カーソン[マッカラーズ,カーソン] [McCullers,Carson]
1917‐1967。ジョージア州コロンブス生れ。アメリカの女性作家。南部の風土を舞台に社会に順応できない人々の孤独や少女の心理を精緻に描き、独自の小説世界をつくり出した。デビュー小説『心は孤独な狩人』(’40)や『結婚式のメンバー』(’46)は20世紀米文学の傑作と評される。中産階級出身で音楽的才能にも恵まれていた。長編・中編小説のほか、多くのエッセイ・戯曲を残している
村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年京都生れ。『風の歌を聴け』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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