出版社内容情報
村上春樹と柴田元幸がセレクト! アルメニア移民の子が、貧しいながらもあたたかな大家族とともに、いま新世界へと歩み出す――。
僕の名はアラム、九歳。世界は想像しうるあらゆるたぐいの壮麗さに満ちていた――。アルメニア移民の子として生まれたサローヤンが、故郷の小さな町を舞台に描いた代表作を新訳。貧しくもあたたかな大家族に囲まれ、何もかもが冒険だったあの頃。いとこがどこかからか連れてきた馬。穀潰しのおじさんとの遠出。町にやってきたサーカス……。素朴なユーモアで彩られた愛すべき世界。
内容説明
僕の名はアラム、九歳。世界は想像しうるあらゆるたぐいの壮麗さに満ちていた―。アルメニア移民の子として生まれたサローヤンが、故郷の町を舞台に描いた代表作を新訳。貧しくもあたたかな大家族に囲まれ、何もかもが冒険だったあの頃。いとこがどこかから連れてきた馬。町にやってきたサーカス…。素朴なユーモアで彩られた愛すべき世界。“村上柴田翻訳堂”シリーズ開始。
著者等紹介
サローヤン,ウィリアム[サローヤン,ウィリアム] [Saroyan,William]
1908‐1981。アメリカの小説家、劇作家。アルメニア系移民の子として米カリフォルニア州フレズノに生れる。高校卒業後は電報配達などをして生計を立てていたが、やがて小説を書き始め、人の善性を清澄に描く作品を数多く残した。日本では「第三の新人」の作家らに愛読されたことでも知られる
柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年、東京生れ。米文学者・前東京大学教授。翻訳家。アメリカ文学専攻。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。アメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、文芸誌「Monkey」の責任編集を務めるなど、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
KAZOO
のっち♬
はたっぴ
tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。