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新潮文庫
美しき野生〈上〉―ブック・オブ・ダスト〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 433p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102024232
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

世界の運命を背負う少女の大冒険が始まる十年前。テムズ川沿いの平穏な村で、小さな異変が起こり始めた。この村で暮らす働き者の少年・マルコムが、真理計の研究に励む若き日のハンナ・レルフ博士に出会う少し前、彼が出入りする修道院に生後間もない赤ん坊が預けられていた。名前はライラ。彼女はなぜ両親と離れて育てられたのか? ライラと真理計をめぐるもう一つの冒険が明かされる!

内容説明

世界の運命を背負う少女の大冒険が始まる十年前。テムズ川沿いの平穏な村で、小さな異変が起こり始めた。この村で暮らす働き者の少年・マルコムが、真理計の研究に励む若き日のハンナ・レルフ博士に出会う少し前、彼が出入りする修道院に生後間もない赤ん坊が預けられていた。名前はライラ。彼女はなぜ両親と離れて育てられたのか?ライラと真理計をめぐるもう一つの冒険が明かされる!

著者等紹介

プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ] [Pullman,Philip]
1946年、英国ノリッジ生れ。児童文学作家。父親が英国空軍の軍人のため、子供時代は様々な国で暮らす。オックスフォード大学を卒業後、ウエストミンスター大学で英文学を教えるかたわら、小説、戯曲、絵本、児童文学などを発表。代表作に「ダーク・マテリアルズ」三部作があり、『黄金の羅針盤』で’96年にカーネギー賞とガーディアン賞を受賞。また『琥珀の望遠鏡』では2002年にウィットブレッド賞児童文学賞を受賞し、児童文学として初めて最優秀賞も受賞するという快挙をなしとげた

大久保寛[オオクボヒロシ]
1954年、東京生れ。早稲田大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

63
ライラの冒険シリーズの前日譚。登場するのは赤ん坊のライラと彼女を守ることになる少年マルコム。「美しき野生」とはマルコムのカヌーの名前たが、もしかしたらライラのことを暗示しているのかもしれない。母親に捨てられて修道院に預けられたライラだが、なぜかまた、その母親がライラを取り戻そうとし始める。不気味な教会勢力、それに抗い真理計を読み解こうとする者たち。過去になかったような大洪水とそこから、カヌーで逃げ出すマルコムたちは、ノアの方舟伝説を思いおこさせる。2021/09/27

midorino

12
昔大好きだったシリーズの最新刊!原書で続編が出ていることを知り、日本語訳が出るのを楽しみにしていたのに全く出る気配がないので諦めていたもの。前三部作の前日譚で、まだ赤ちゃんのライラが登場するが、主人公はカヌーを操る少年マルコム。機転がきき、行動力のあるマルコムと一緒にライラの世界を楽しめるのが嬉しい。2021/06/26

さぼてん

9
ライラの冒険のスピンオフ。ライラがまだ赤ちゃんだった時の話。主人公のマルコムが頭が切れて勇敢だから物語がどんどん進んでめちゃくちゃ面白い。下手したら本編より面白い。スパイになったマルコムはライラを守るために行動するけど、ハイエナの男が怖過ぎてハラハラする。自分のダイモン傷つけるってことは自傷行為と一緒なのでは…なぜライラを狙うのか?学校で広まる宗教の行方も気になる。洪水も果たして…2023/06/24

アカツキ

9
ブック・オブ・ダスト1作目。ダーク・マテリアルズ・シリーズの前日譚、ライラが赤ん坊の頃の話。小さな村のパブ兼旅館の一人息子マルコムが主人公。近所の修道院にライラが預けられると同時期に、誰もが恐れる教会の中枢機関CCDが現れて不穏な影を村に落とし、大学教授たちが教会の権力を削ぐために秘密裏に動く。ライラを狙う謎の男の暗躍も気になる。マルコムが出木杉君だけど、だからこそストレスフリーの読み心地。やっぱりライラの冒険の世界観好き!ダーク・マテリアルズ1作目「黄金の羅針盤」を先に読むのがオススメ。2021/07/20

akubi@中四国読メの会参加中

7
ライラの赤ちゃんの頃、マルコムという少年の活躍にワクワク2021/06/30

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