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新潮文庫
琥珀の望遠鏡〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 435p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102024157
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ライラが連れ去られてしまったことを知ったウィルは、二人の天使を伴って彼女を探しにいく。やがてウィルは森の奥深くで、母親に監禁されているライラを発見。ライラは薬によって眠りつづけていた。ウィルは“別世界への窓”を作ることができる神秘の短剣を使ってライラの救出を試みる。しかし、短剣はあっけなく折れてしまった―。冒険ファンタジーの最高峰、いよいよ完結。

著者等紹介

プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ][Pullman,Philip]
1946年、英国ノリッジ生れ。父親が英国空軍の軍人のため、子供時代は様々な国で暮らす。オックスフォード大学を卒業後、ウエストミンスター大学で英文学を教えるかたわら、小説、芝居の脚本、絵本などを発表。ビクトリア時代を背景とした小説The Ruby in the Smokeなど多くのベストセラーがある。現在はオックスフォード在住

大久保寛[オオクボヒロシ]
1954年、東京生れ。早稲田大学卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

240
タイトルにもなっている最後の魔法アイテム「琥珀の望遠鏡」は、この上巻にはまだ登場しない。あるいは、メアリーが作った鏡がそうなのだろうか。ライラたちの冒険も、そして世界の運命もまたまもなく決しそうである。それにしても、ライラにとっての極めて個的な事柄(ロジャーに詫びること)と、人類史全体の趨勢といった壮大な物語とが同一線上にあるのは不思議なことだ。そして、最後の闘いを目前にしているはずなのだが、依然としてライラたち一行は死者たちの国へと向かおうとしている。どのような結末が待っているのか。さあ、最終巻へ。2015/09/15

mii22.

30
【ガーディアン1000】シリーズ第3弾。この巻では登場人物が今までの人間、ダイモン、クマ、魔女の他にも天使、ガリベスピアン、ミュレファが加わり複雑になってきた。アスリエル卿やコールター夫人、規律監督法院の世界を揺るがす戦いへの思わくとは別に、ライラとウィルはそれぞれに今はこの世を去ってしまった自分にとって大切な人に思いを伝えるために「死者の国」をめざす。さて、いよいよ次は最終巻。物語はどのように決着するのか!2015/09/24

せ~や

22
過去に読了

せ〜ちゃん

22
★★★★ ライラの冒険シリーズ第3弾上巻。 ガーディアン誌必読小説1000。2021/05/24

木村 武史

13
表紙のイオレク(シロクマ)が可愛い。またも急展開からスタート。読み飛ばしちゃったかと思うじゃん。ここまでは過酷な運命に翻弄されるライラだったが、今作に来て自分のやるべき目的を発見。ちょっとずつ成長してる。それもウィルのおかげ。琥珀の望遠鏡、まだ出てない。次へ2018/08/31

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