出版社内容情報
大災厄の、その後の日常。ある整時士の父子の物語。高次知的生命体【OT】との偶発的衝突【ファーストコンタクト】。それから2年、人々の日常は、頻発する“時が歪む”異常現象〈渦〉に悩まされていた。最愛の妻・ハルコさんを失った佐藤スバルは、遺された6歳の息子・ハルキとともに、〈渦〉の発生原因を突き止め、解消する“整時士”として働いている。仕事と子育てに追われる日々の中でスバルは、愛と時間の本当の意味を知る。家族の絆に涙する大災厄のその後の物語。
【目次】
内容説明
高次知的生命体との偶発的衝突。それから2年、人々の日常は、頻発する”時が歪む”異常現象〈渦〉に悩まされていた。最愛の妻・ハルコさんを失った佐藤スバルは、遺された6歳の息子・ハルキとともに、〈渦〉の発生原因を突き止め、解消する”整時士”として働いている。仕事と子育てに追われる日々の中でスバルは、愛と時間の本当の意味を知る。家族の絆に涙する大災厄のその後の物語。
著者等紹介
王城夕紀[オウジョウユウキ]
1978(昭和53)年、神奈川県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。2014(平成26)年、「天の眷族」でC★NOVELS大賞特別賞を受賞。同作を『天盆』と改題し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
25
高次生命体・通称OTとの偶発的衝突から2年。頻発する時が歪む異常現象〈渦〉に悩まされる人々の日常を描いた大災厄のその後の物語。最愛の妻ハルコさんを失い、遺された6歳の息子ハルキとともに〈渦〉を解消する整時士として働く父佐藤スバル。住民300人全員が消失した町、日曜日が繰り返される理由、成長が加速した小学生、静止世界を駆ける少女といった渦が生まれる事象の謎を解き明かしていく展開で、渦が起きた要因に何とも複雑な想いに駆られながらも、ひとつひとつ真摯に向き合っていくスバルとそれぞれの結末が印象的な物語でしたね。2026/05/28
ほたる
9
「時間」を巡る家族の物語だと感じた。ひとつひとつのお話は確かにSFではあるのだけれど、どうしてその人にその現象が起きているのか。感情を優しく解きほぐすのが良かった。自分が気づけていなかった「時間」の捉え方に、思わずハッとさせられた。2026/06/09
万論
5
なんとなく白い空間を感じる。ちょっと「塩の街」の前半の感じを思い出した。物語としては五里霧中?子育てに翻弄されたって描いてるけど、淡々と出来ているのって凄いね。そこが話の中心では無いけど、それを含めてこの先も生活が続くんだなぁなんて感じた。2026/06/16
ペンギン
1
これまでの作品同様、静かな熱量を感じる雰囲気。この世界観の中心人物としてではなく、親子の生活に焦点を当ててる印象。群像劇形式でも読んでみたい。2026/06/02




