出版社内容情報
あの夏、人魚に出遭った。十五の娘と死に至る呪い。美しい海に囲まれた離島・玖輪島くわ(じま)。客の出迎えに波止場で待つ民宿の息子・辰水(たつみ)の前に現れたのは、十五歳の少女・沙織だった。悩みを抱え、ひとりで島を訪れた沙織との淡い青春の日々は、夜の入江で「人魚」と出遭い、一変する。沙織の美しい身体を蝕む死の呪いを解くために、辰水は嵐の中を奔走する。迫る刻限、彼女の命を救えるか――。ひと夏の恋と冒険を描いた青春サスペンス。
内容説明
美しい海に囲まれた離島・玖輪島。客の出迎えに波止場で待つ民宿の息子・辰水の前に現れたのは、十五歳の少女・沙織だった。悩みを抱え、ひとりで島を訪れた沙織との淡い青春の日々は、夜の入江で「人魚」と出遭い、一変する。沙織の美しい身体を蝕む死の呪いを解くために、辰水は嵐の中を奔走する。迫る刻限、彼女の命を救えるか―。ひと夏の恋と冒険を描いた青春サスペンス。
著者等紹介
椎名寅生[シイナトラオ]
2011(平成23)年、柴田科虎名義の『シアトロ惑星』でBOX‐AiR新人賞を受賞し、デビュー。’18年に『花園』で星海社FICTIONS新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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