出版社内容情報
スマホでさがすわたしの未来。田島琴実、30歳、会社員。気づけば元カレと別れて２年。心配する既婚子持ちの妹に勧められ、マッチングアプリに登録してデートを始めてみたけれど。何も決めない優柔不断男子、 プロフィールと見た目が全然違う人、素性のあやしいイケメン……本当にアプリで運命の人は見つかるの？ 恋愛も仕事も宙ぶらりんな30代女子、未来探しのゆくえは。共感が止まらないマッチングアプリ小説。
内容説明
田島琴実、３０歳、会社員。気づけば元カレと別れて２年。心配する既婚子持ちの妹に勧められ、マッチングアプリに登録してデートを始めてみたけれど。何も決めない優柔不断男子、プロフィールと見た目が全然違う人、素性のあやしいイケメン…本当にアプリで運命の人は見つかるの？恋愛も仕事も宙ぶらりんな３０代女子、未来探しのゆくえは。共感が止まらないマッチングアプリ小説。
著者等紹介
加藤千恵［カトウチエ］
１９８３（昭和５８）年、北海道生れ。歌人・小説家。立教大学文学部日本文学科卒業。２００１（平成１３）年に短歌集『ハッピーアイスクリーム』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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馨
109
アラサーの琴美が妹に勧められマッチングアプリを始める。加藤さんの小説に子育て絡みが最近増えたのは加藤さん自身の環境の変化かな、と思ったり、途中琴美がアプリで出会った男性数人に時折私も腹立たしく思ったりしながら読み進めました。結構共感しました。最近はアプリで出会っての結婚が珍しくなく、個人的には良き時代になったなと思います。琴美の将来は何もわからないけれど明るそうなエンディングで良かったです。2023/06/25
ゴンゾウ@新潮部
65
マッチングアプリを使った婚活。私の時代には考えられないが現代は一般的な手段になっている。 アプリの活用法がとてもリアルで面白い。そして出会いもライブを観ているようだった。2025/05/08
夜長月🌙@読書会10周年
55
マッチングアプリの物語。顔写真、年齢、住所、身長、体型、年収、趣味などから絞り込めるのは便利だろうと思います。ただし私の娘は20代で年収1,000万円以上は嘘かヤバい仕事と決めつけて、はねてました。主人公の琴美は無趣味ですが既婚の妹から何かしら記載した方が良いとアドバイスされ最近借りた本を読んだことから「読書」と書こうとしますが妹に「さして読書していないのに読書好きの人と話すのは大変じゃない？」と諭されます。結局5人の人とデートしますが一長一短。中にはヤリモクも。経験を積んで人として成長していきます2024/12/17
🔗Akane_Rira. ໒꒱· ﾟ ＠生きる希望がほしい
36
学校の空き時間で読みました。最近マイナス系の話しか読んでなかったから久しぶりに少し前向きになれる本を読んだ気がする……。最後は立ち直って頑張ってほしい。2024/04/04
よっち
34
田島琴実、30歳、会社員。気づけば元カレと別れて２年。心配する既婚子持ちの妹・成実に勧められ、マッチングアプリに登録する婚活小説。アプリに登録してデートを始めてみたものの、優柔不断男子、プロフと見た目が全然違う人、プロフを詐称する男、素性のあやしいイケメンなど、出会う人は怪しい人ばかり。積み重ねもなく唐突に始まって、選び選ばれる関係に難しさを感じさせながら、このタイミングでの元カレからの連絡がまた悩ましいと思いましたけど、悩んでもこれでいいのかは消えなくて、どこかで決断しないといけないんでしょうね（苦笑）2023/05/26
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