新潮文庫 新潮文庫nex<br> 地底の魔術王―私立探偵 明智小五郎

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地底の魔術王―私立探偵 明智小五郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 198p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101802411
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

名探偵明智VS.二十面相大奇術合戦、決着は――。「きみたちを魔法の国に招待しよう」野球少年たちの前に現れた魔法博士。森の中の妖しい洋館で、黒魔術のショーを披露するという。少年たちが取り囲むステージ上から、天野少年と博士が忽然と消え去った! いったい何が起こったのか――。魔法博士が次々と繰り出す摩訶不思議な魔術(トリック)を、名探偵・明智小五郎と少年探偵団の知恵と勇気が鮮やかに暴き、“怪人”の正体と目的が明らかになる。

内容説明

「きみたちを魔法の国に招待しよう」野球少年たちの前に現れた魔法博士。森の中の妖しい洋館で、黒魔術のショーを披露するという。少年たちが取り囲むステージ上から、天野少年と博士が忽然と消え去った!いったい何が起こったのか―。魔法博士が次々と繰り出す魔訶不思議な魔術を、名探偵・明智小五郎と少年探偵団の知恵と勇気が鮮やかに暴き、“怪人”の正体と目的が明らかになる。

著者等紹介

江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894‐1965。本名平井太郎。三重県名張市生れ。早稲田大学政経学部卒。日本における本格推理、ホラー小説の草分け。貿易会社勤務を始め、古本商、新聞記者など様々な職業をへた後、1923(大正12)年雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表して作家に。’47(昭和22)年探偵作家クラブ(後の日本推理作家協会)の初代会長となり、’54年江戸川乱歩賞を設け、’57年からは雑誌「宝石」の編集にたずさわるなど、新人作家の育成に力をつくした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キナコ

23
明智小五郎シリーズ。怪人十二面相の中でも明智が後半にしか出てこないかな。小林少年と探偵団の活躍が多い。小学生向けなのもあり、ひらがな表記が多いのも印象的かな。トリックしては、種明かしの前に想像がつくが、それでも小林少年と探偵団のやりとりが面白い。2024/02/09

naolog

13
帯で盛大にネタバレをしている歴史的?名作?小学生のとき、図書室に通いつめた経験は本当に多くの人が持っているエピソード。西洋館のトリックをこうも雑に扱う乱歩の偉大さ。新本格ならこれを主軸に膨らむところ。ところで“地底”感があまりなかった気がするのは…。2022/07/16

スプリント

10
安定の面白さ。 子供のころは違った面白さがある。2022/06/12

こけこ

6
明智小五郎VS奇術師。「きみが怪人二十面相だ」は爽快。内容も結論も知っているのに読んでしまう。面白かった。2022/09/29

ポンキッキ

5
採点3.5/5 少年探偵団シリーズ第6作目 『虎の牙』とも呼ばれる作品 今回は、魔法博士がヴィラン🦹‍♀️ 大きなトランプ♦️のマジック、空中浮揚、空中消失、洋館を使った大掛かりなマジック、虎の牙、など手品🎩を使ったトリックが楽しい💃🕺 犯罪らしい犯罪も起こらずに、読ませる乱歩の手腕の凄さ❗ ファンタジー小説🌈みたいな爽やかな、読了感があって、不思議な感覚は当時の少年・少女を魅了させたのは、分かる🎵 魔術博士は、虎🐯に変装して、東京の繁華街を四つん這いで案内したとは、何がしたいの❓w 2024/10/21

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