出版社内容情報
ケーキの橋をふたりで歩こう。代官山のお洒落なカフェで、未羽は颯人から少し早いクリスマスプレゼントを貰う。うきうきで開けると、出てきたのはイブまでのカレンダー。「アドベントカレンダーだ」って、何それ？ 二人のイブ、親友の初恋、謎を呼ぶパンケーキ……。そして、颯人は世界一の夢に向かい国際コンクールの代表選に出場。未羽にも思いがけない転機が訪れ──！ 尊い二人の青春スペシャリテ第６弾。
内容説明
代官山のお洒落なカフェで、未羽は颯人から少し早いクリスマスプレゼントを貰う。うきうきで開けると、出てきたのはイブまでのカレンダー。「アドベントカレンダーだ」って、何それ？二人のイブ、親友の初恋、謎を呼ぶパンケーキ…。そして、颯人は世界一の夢に向かい国際コンクールの代表選に出場。未羽にも思いがけない転機が訪れ―！尊い二人の青春スペシャリテ第６弾。
著者等紹介
七月隆文［ナナツキタカフミ］
大阪生れ。ライトノベル、一般文芸などジャンルを超えて幅広く活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ツン
123
久しぶりに新刊が出てくれて、嬉しい。プチ・ガトーよかった。もう、全然、推理関係なくても楽しく読めればいいんだけど、3話目のパンケーキは推理もの。いい人だったからいいけど、危険過ぎ。。ところでこの本はいつ書いたんだろう？「食の好みからロシアかウクライナの出身の可能性高く」とか、「ボディーガードやSPは、こういった突発的な事態においてまったく役に立たない」とか(これ、無茶苦茶失礼）、なんか時事問題を織り込んでいるような気がしました。2022/08/07
bookkeeper
93
★★★★★ 初読。想いが通じて恋人関係になった２人。あーなんて可愛らしいの、貴い。葵さんとか可愛いすぎる。彼女を拉致した大徳寺君、相手がせいぜい"越後のちりめん問屋"と思っていたら"先の副将軍"と知ってしまった感が堪らない。颯人君の推理も辛うじて一つあったし、友人達の恋愛エピソードもあるし、仏蘭西のラスボスも来たし、お腹いっぱいです。…書いてて我ながらしょうもなく甘い。まぁそれだけ好きということか。関係性が進まないシリーズもそれはそれで良いんだけど、ちゃんと進展するのもそれはそれで(笑)。もうじき完結か？2022/11/18
本詠み人
91
付き合い初めの甘々な二人💖颯人があんなにマメな一面をもっていたとは❣️もうお腹いっぱいです🤣久しぶりに“ケーキ王子の名推理”を感じた、3章の｢パンケーキ｣…パンケーキには意外と長い歴史と風習があるのですね！未羽の周りも二人に感化され幸せモードになっていく〜青春っていい🎶未羽の目指すもの…付き合うことで感化し合える関係って尊い✨🎂いつもながら間に入るスイーツのイラストがめちゃ美味しそう🤤🍰🍬🍭2022/09/17
佐島楓
81
人間関係が安定したため、こちらも安心して読める。クリスマスにクリスマスアドベントをくれる彼氏ってどんなマメな男の子なんだよ！ うらやましい青春ですわね。波乱は起こらなくはないのだが、この子たちだったらきっと協力して切り抜けていけるはず。スイーツでつながる恋っていいな。2022/08/06
白雪ちょこ
78
キュン甘で、お腹いっぱいご馳走様!と言ったほど、激ラブなカレカノ感がたっぷり詰まっていた。 しかし、ラブラブだけではなく、美羽の自分の進路についてなど、高校3年生のリアルな壁にぶち当たる様もわ作者の綺麗で読みやすい文章とともに描かれていた。 親友の悠希の失恋や、パンケーキが繋ぐ苦い恋物語など、久しぶりに颯人の名推理ぶりも活躍。 クリスマスのアドベントカレンダーは最高で、こんな素敵な彼氏がいる美羽は本当に幸せだろうと、心から思った。 外伝として、葵と蓮のちぐはぐな恋にも進展があり、ほっこり。2022/11/23
