出版社内容情報
迅人さん、うさぎのこと“大好き” なんですね。探偵の迅人は、ストーカーに悩まされている。とてつもなく可愛い朝比奈うさぎに。彼女は「迅人は私が好き」ということを証明する時にだけ驚異的な推理力を発揮する。行く先々で遭遇する謎多き殺人現場でも、いつも彼女の妄想錬愛術が炸裂して副産物的に犯人が判明してしまう。残念イケメン探偵と偏狂ストーカー美少女（自称婚約者）の助手による、新感覚ラブコメ本格ミステリ、開幕。
柾木 政宗［マサキ マサムネ］
著・文・その他
内容説明
探偵の迅人は、ストーカーに悩まされている。とてつもなく可愛い朝比奈うさぎに。彼女は「迅人は私が好き」ということを証明する時にだけ驚異的な推理力を発揮する。行く先々で遭遇する謎多き殺人現場でも、いつも彼女の妄想錬愛術が炸裂して副産物的に犯人が判明してしまう。残念イケメン探偵と偏狂ストーカー美少女（自称婚約者）の助手による、新感覚ラブコメ本格ミステリ、開幕。
著者等紹介
柾木政宗［マサキマサムネ］
１９８１（昭和５６）年、埼玉県生れ。ワセダミステリクラブ出身。２０１７（平成２９）年、『ＮＯ推理、ＮＯ探偵？』でメフィスト賞を受賞し、デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ＠2019.11.2～一時休止
76
連作短編集。へっぽこ探偵とストーカーの助手で事件を解決していく。ラブコメがメインでミステリはおまけって感じ？2018/12/25
佐島楓
59
ちょっといろいろとツッコミどころが……。とりあえずこの二人はお似合いなので早くくっつきなさいよ、と言いたくなりました……。2018/11/30
よっち
47
父の跡を継いだもののぱっとしない探偵の迅人。彼のことが好き過ぎるストーカー美少女・朝比奈うさぎが、事件に巻き込まれがちな迅人を救うため謎を解いてゆく連作短編集。行く先々で殺人事件に巻き込まれて、なぜか容疑者扱いされてしまう迅人と、愛を証明しながら事件を解決してしまううさぎ。迅人のことしか考えていないうさぎがなぜ論理的に解決できるのか謎ですが、うさぎの重過ぎる愛を戸惑いながらも何だかんだで受け入れつつある迅人はいいコンビで、二人を見守る姉を交えたやりとりも面白かったです。続巻あるならまた読んでみたいですね。2018/12/25
坂城 弥生
43
弥生のキャラがすごくお気に入り。うさぎも実質的にはストーカーだけどコメディっぽくて特に気持ち悪いとかはなかったので、面白かった。2020/11/24
スズ
43
イケメンだが推理力は低めの残念探偵迅人と、彼が自分の事が大好きだという事を証明する時だけ抜群の推理力を発揮するストーカー美少女うさぎのラブコメミステリー。数々の事件に巻き込まれ毎回容疑者扱いされる迅人の不運さに同情しつつも、容姿だけならパーフェクトな美少女のうさぎの好き好きアピール（ブレーキ壊れてるけど）に徐々に落ちそうになっている姿が良く、自分でグイグイいく癖に不意打ち喰らうと真っ赤になって照れるうさぎも可愛らしい。迅人への愛を証明するついでのように事件の全貌を解明してしまう名探偵うさぎの今後が楽しみ。2020/10/04
