新潮文庫 新潮文庫nex<br> スクールカースト殺人同窓会

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新潮文庫 新潮文庫nex
スクールカースト殺人同窓会

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101801407
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

幸せになれると思ってた。あの案内状が届くまでは。高校のスクールカースト上位にいた男女七人は卒業後もそれなりの日々を送っていた。同級生を笑いながらイジメ殺した、そんな過去なんて無かったかのように。だが彼らの元に突然、死者からの同窓会案内状が届く。誰が秘密をばらしたか。疑心暗鬼の中、次々に殺されていく同級生達。そして事件は意外な方向へ……。登場人物全員クズのノンストップ・リベンジ・マーダー・サスペンス!

堀内 公太郎[ホリウチ コウタロウ]
著・文・その他

内容説明

高校のスクールカースト上位にいた男女七人は卒業後もそれなりの日々を送っていた。同級生を笑いながらイジメ殺した、そんな過去なんて無かったかのように。だが彼らの元に突然、死者からの同窓会案内状が届く。誰が秘密をばらしたか。疑心暗鬼の中、次々に殺されていく同級生達。そして事件は意外な方向へ…。登場人物全員クズのノンストップ・リベンジ・マーダー・サスペンス!

著者等紹介

堀内公太郎[ホリウチコウタロウ]
1972(昭和47)年、三重県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。2011(平成23)年、『公開処刑人森のくまさん』で「このミステリーがすごい!」大賞・隠し玉としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nobby

122
エピローグでの彼女の登場、ラスト繰り返された「神です」にシリーズ続くことを確信。あらためて、これは捻り期待するのではなく正攻法で読んで楽しむ作品。つい最近に十年を経て遺体の見つかった失踪少年から届いた同窓会の案内状。プロローグで描かれる少年が虐められ死に向かう場面、そこに居合わせた6+1人の心情は実に翻弄される。スクールカーストのあった学生時代から10年後を舞台にして、加えた側の変わらぬ優越感に葛藤を覚え、被った側の未だ無くならない傷跡が痛々しいばかり…何にしてもヒドい人物達の迎える顛末はまさに自業自得。2018/11/11

ちょこまーぶる

73
呆れ果てながら読んだ一冊でした。登場人物全員のクズっぷりが見事すぎて、学生時代のクズは大人になってもクズのままという事に恐怖も味わいました。10年前に殺人事件を起こしておきながら、それを言葉だけの友情の元で正当化し続ける集団、だけどその集団が連帯感何て全くなくてそれぞれが責任を擦り付けながら、その中で大人になっても強請・集りをして行き殺し合うという事に怒りながら読み進めました。そして、カースト頂点の集団だけでなく、他のクラスの人たちまでもが結局は彼らと同類となっている事に驚きました。でも、面白かったです。2021/11/03

坂城 弥生

57
ちゃんと天罰が下ったので、割と好きな話だった。イジメをやった連中はやっぱり相応の大人にしかなってなかったなぁ…子供は親を選べないからちょっと可哀想だけど。2020/11/30

きさらぎ

48
登場人物全員クズで次々に殺されていく。こういうの、気楽に読めるから大好物!やっぱりスクールカーストものは面白い。イジメられた人物はすでに死んでいて、加害者のクラスメートも次々に死んでいく展開なので、読んでいてスカッとする。田知本も環奈もヤバすぎ。この二人に関しては、もっとひどい目に遭えばいいのに、と思ってしまった。一方、南がなんともじれったい。2019/09/19

Junichi Yamaguchi

45
『温度差』… まだ続編がありそう。 この復讐劇を美しいと言うかは分からないが、七尾さんの「死亡フラグ」を思いだした。笑いはないが…2018/11/27

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