出版社内容情報
長年争う帝国と王朝。休戦派の魔女家の少女は帝都へ向かう。破滅の“黒い羊”を追って――。世代を超え運命に挑む、大河小説第1弾。
この未来(さき)に待つのが、奈落の底で笑う、あなただとしても。帝国と王朝が長年争う世界。帝国の軍事を担う魔女家当主・オレンディアの元に育った少女・ミレディアは、幼い頃に森で拾われた身。彼女は森で出会った青年・アキのことをずっと想ってきた。が、その念願の再会は、やがて世界に悪夢をもたらした。今、17歳となったミレディアは魔女家名代として、仲間と帝都へ向かう。両国の休戦、次期帝国皇帝候補の後見、そして、愛する彼を殺すために。
内容説明
軍事を担う魔女家当主・オレンディアの元に育った少女・ミレディアは、幼い頃に森で拾われた身。彼女は森で出会った青年・アキのことをずっと想ってきた。が、その念願の再会は、やがて世界に悪夢をもたらした。今、17歳となったミレディアは魔女家名代として、仲間と帝都へ向かう。両国の休戦、次期帝国皇帝候補の後見、そして、愛する彼を殺すために。
著者等紹介
雪乃紗衣[ユキノサイ]
茨城県生れ。2002(平成14)年、『彩雲国綺譚』で第1回ビーンズ小説賞の読者賞と奨励賞を受賞。翌年、これを改稿した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ame
90
ううん…作品を扱き下ろすつもりは無いのですが、非常につまらなかったです。過去の出来事を様々な人物の視点から何度も掘り下げるため、物語の展開が遅々として進まない印象を受けます。時系列がバラバラなのもあって振り回されてしまい、何度挫折しそうになったことか。キャラクターの瞳や髪の色・美醜についてこだわったり、「皇帝命令だろうが無視って」という若者語法を使うところがライトノベルたる所以か。おそらく続編を読めば面白くなっていくかもしれませんが、残念ながら2巻目を手に取るまでの関心がわきませんでした。2015/06/20
インド
50
ー13年前の少女と人殺しの出会いが、世界を終焉に導くー。衰退する帝国の、魔女と呼ばれる少女の大河ファンタジー。戦争が迫るなか、少女は魔女から重大な密命を告げられ、戦場から帝都へ向かう。もうなにも失わないために、すべての元凶と対峙するために。個人的に死神が好き。最強クラスの実力を誇りながら、ミレディアに現金をかすめ取られる緩さ(?)がおもしろい(笑)。しかし同時に戦争の悲惨さも描かれており、おもしろくもシビアな作品。少女と少年の出会いは世界を変えることができるのか、次回も読もう!щ(゜▽゜щ)2018/03/17
ダージリン
44
やや時系列が複雑系なので、じっくり読みました。世界観に入れると、哀しいけれど美しいシーンがたくさんあって、胸に迫ってきました。ミレディアを取り巻く人々との関係性がとても良いのです!ギィ、レナート、アキ、アリルと上げればきりがないですが(笑)。アリルが1番気になる~(笑)。2014/09/07
桜父
42
話の内容があまりにも暗い・・・ 帝国と王朝が争い続ける中で魔女家の「ミレディア」が戦争回避に奔走するが、あっけなく否決。 残された月日は9か月・・・ これからどのような話になっていくか期待しても良いかな?? 「Ⅱ」を読んで決めてみよう。2015/04/07
まきこ.M
40
世界の奈落の底に輝く一粒の涙と絶望の中にも、死と引き換えにしてでも叶えたい強い想いと願いが垣間見え、光は差し込まずとも彼女の心の中の凛とした恋心にも似た透明度の高い純銀のような結晶がはらりはらりと見えない未来を照らす光のように道を作っている。複雑な時系列、繊細な言葉遣いと揺れ動く不安定さの中展開するストーリーに、暗いとはとても一言で言えない奥深さ。人って脆くて崩れやすい面、大切なもののためならどこまででも突っ走れる。例えその先に闇しかないとわかっていても。2016/01/09




