内容説明
歌舞伎の花である女形―玉三郎は現実の女以上に美しく繊細で優婉な女を演じる。ひとりの男に恋病いをする遊女夕霧。少年恋しさに身を焼く商家の娘お染。色の道を転々とするお富。青年僧に恋する白拍子花子の恋舞。おいらん揚巻の心優しさ。男と死の旅に出る梅川の哀しさ。官能的な桜姫など、恋する女の切なさ残酷さを、大倉舜二の写真と渡辺保の解説で贈る女形玉三郎の魅力。
歌舞伎の花である女形―玉三郎は現実の女以上に美しく繊細で優婉な女を演じる。ひとりの男に恋病いをする遊女夕霧。少年恋しさに身を焼く商家の娘お染。色の道を転々とするお富。青年僧に恋する白拍子花子の恋舞。おいらん揚巻の心優しさ。男と死の旅に出る梅川の哀しさ。官能的な桜姫など、恋する女の切なさ残酷さを、大倉舜二の写真と渡辺保の解説で贈る女形玉三郎の魅力。