内容説明
異常に繊細で神経質だった子供の頃、法律学校に学び官僚の道を歩んだ青年時代、そして、作曲家として栄光の頂点に達するまで―。親しみやすい流麗なメロディと抒情で人を惹きつけてやまないチャイコフスキイの音楽の魅力と、謎につつまれた複雑な人間的側面に光を当てた本格的評伝。年譜、作品表ほか、佐藤陽子、間宮芳生ら9人の音楽家のコラムを付したオリジナル・カラー文庫。
目次
第1章 その背景
第2章 生い立ち
第3章 職業音楽家への道
第4章 一人立ち
第5章 国民主義への傾斜
第6章 名声への道
第7章 秘密
第8章 放浪のマエストロ
第9章 定住・新たな飛躍
第10章 死後に残したもの
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