内容説明
イラク再建の鍵を握るイスラム教シーア派の動向は?キリスト教が米大統領選挙に与える影響力とは?法輪功、キリスト教など中国政府はなぜ宗教勢力に怯えるのか?時代を動かす原動力「宗教」は、世界をどこに導くのか?21世紀に入りますます混迷の度合いを深める国際情勢を45本のコラムで読み解く。旧版をすべて刷新、最新情報満載。宗教を切り口に世界の今を徹底解明。
目次
新体制づくりの主導権を握るイラク・シーア派の動向
イラン・ハタミ政権「改革の危機」
政治とイスラムの共生へトルコの挑戦
多民族国家マレーシアのイスラム
エルサレム最新事情
悩めるアフリカの縮図ナイジェリア
イスラム世界がみた9・11テロ
「宗派のパッチワーク」レバノン
シリアを支配するイスラム教アラウィー派
スーダン内戦の根底にあるもの〔ほか〕
著者等紹介
立山良司[タテヤマリョウジ]
1947(昭和22)年、東京生れ。早稲田大学政治経済学部卒業後、在イスラエル日本大使館専門調査員、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員、中東経済研究所研究主幹を経て、’97年(平成9)年より防衛大学校教授。専門は中東現代政治
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