新潮文庫
鬼哭の剣―日向景一郎シリーズ〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 506p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101464138
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

兄を敬い、そして恐れながら、日々を生きる森之助。彼は薬種問屋の使いとして糸魚川を訪れた。だが、のちに到着した兄とともに、壮絶な血戦に身を投じることに。剣士たちの前に立ちはだかるのは闇に潜む柳生流であった。日向景一郎の来国行は今日も冴えわたり、日向森之助の愛刀一文字則房は闘いごとに鬼気を増す。滅びゆく必殺剣を伝える男たちの運命を描く、シリーズ第四弾。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947(昭和22)年、佐賀県生れ。中央大学卒業後、’71年に『明るい街へ』でデビュー。’81年の『弔鐘はるかなり』で脚光を浴び、翌年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。’84年に『檻』で日本冒険小説協会大賞、『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。’88年から歴史小説にも挑み、’91(平成3)年の『破軍の星』で柴田錬三郎賞受賞。2006年、『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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