内容説明
フランケンシュタイン、ドラキュラ、ゾンビ…。古典から最新作まで、怪物たちの魅力の全て!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
45
ホラー映画の歴史を彩ったモンスターたちの系譜。フランケンシュタイン(の怪物)、吸血鬼ドラキュラ、狼男、ミイラ、幽霊、悪魔、巨大怪獣、海からきた怪物、ゾンビ、殺人鬼たちの全10章。どの章も有名作品ばかりが取り上げられているので入門書としては良いだろうが、この分野の奥深さが好きな方にはきっと読んでいて当たり障りがなさ過ぎて今ひとつなはずだ。どの分野も最初のお手本から雨後の筍のごとく亜流作品が生まれ出ずるのは然もありなん。それは日本映画界にも同様である。昭和61年刊行なのでさすがに古色蒼然の感は免れぬ。2018/12/23
kinkin
42
30年くらい前の本。映画評論家の著者がホラー映画の怪物たちについて綴ってある。オーソドックスな?フランケンシュタイン、吸血鬼、狼男を含め10の怪物たちが紹介されている、当時はたしか「13日の金曜日」「ハロウィン」など血が飛び散る映画が多かった。そのことについても先ほど書いた昔の怪物たちのような愛着がないこと、そして特殊メイクの氾濫に嘆いている章もあった。それになんといっても著者のマニアックなほどホラー映画に対する知識と思い入れに嬉しくなってしまった。本に挟んであった当時の新潮文庫のチラシはおまけ、後日紹介2015/09/28
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