出版社内容情報
〈真っ暗闇〉は不気味で怖ろしい。だからこそ、つい近づいてしまうのだ――。子ども時代にひそかに覗いた屋根裏と防空壕、絶体絶命の窮地に陥ったグレートバリアリーフのダイビング、無人島で味わった「ナニモノカ」が現れそうな闇夜……。稀代の探検作家でありながら実は閉所恐怖症で不眠症のシーナが、地球の神秘を豪快に書き尽くす驚異のエッセイ! 『すばらしい黄金の暗闇世界』改題。
内容説明
“真っ暗闇”は不気味で怖ろしい。だからこそ、つい近づいてしまうのだ―。子ども時代にひそかに覗いた屋根裏と防空壕、絶対絶命の窮地に陥ったグレートバリアリーフのダイビング、無人島で味わった「ナニモノカ」が現れそうな闇夜…。稀代の探検作家でありながら実は閉所恐怖症で不眠症のシーナが、地球の神秘を豪快に書き尽くす驚異のエッセイ!
目次
なぜ「好き」で「嫌い」なのだろうか
好きで嫌いな地底世界
世の中真っ暗闇でもいいじゃあございませんか。
世界のヒトはそこらにあるもので家をつくる。それでいいのだ。
寄生虫は飲めばいいのか。食えばいいのか。
肥満という名の快楽
眠れない人、眠らない人
人類は紀元前から格闘技が好きだった
なぜ真空で火花が散り、広場で魚人が笑うのか
疲弊「水惑星」に漏水汚染警報
草も動物も減少 かわりゆく遊牧民社会
毒話
ボルネオでは蛇も空中を飛んでいる
噛みつく奴ら
好きで嫌いなイソメ、ゴカイ類
生き物のスピード競争
小さくて大きな可能性をもつ群知能
なぜパンク頭の地球は達磨型惑星になっていったのか
宇宙からおっこちるような帰還
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイスト。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『アド・バード』(日本SF大賞)『武装島田倉庫』『銀天公社の偽月』などのSF作品、『わしらは怪しい探検隊』シリーズなどの紀行エッセイ、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)『岳物語』『大きな約束』などの自伝的小説、『犬から聞いた話をしよう』『旅の窓からでっかい空をながめる』などの写真エッセイと著書多数。映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞ほかを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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