出版社内容情報
小学生で手に取り、夢中で読んだヴェルヌの「十五少年漂流記」。冒険への憧れも探検家になる夢も、すべてはこの本との出会いから始まった。それから半世紀、シーナのもとに運命的な誘いが舞い込む。あの物語のモデルとなった島に行かないか――。胸を躍らせながら、作家は南太平洋へ。十五人が漂着した〈チェアマン島〉に辿り着けるのか。少年の頃から抱き続けた夢が壮大に羽ばたく紀行エッセイ。
内容説明
小学生で手に取り、夢中で読んだヴェルヌの「十五少年漂流記」。冒険への憧れも探検家になる夢も、すべてはこの本との出会いから始まった。それから半世紀、シーナのもとに運命的な誘いが舞い込む。あの物語のモデルとなった島に行かないか―。胸を躍らせながら、作家は南太平洋へ。十五人が漂着した“チェアマン島”に辿り着けるのか。少年の頃から抱き続けた夢が壮大に羽ばたく紀行エッセイ。
目次
小さくて多すぎるいやらしいものたち
アレウト族の鼻の横骨
マゼラン海峡へ
ハノーバー島への航海
アザラシの吠える声
絶海の孤島で何を食うか
太平洋ひと回り
世界でここだけしかない時間を持つ怪し島
漂流者をのせてさまよえる島
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイスト。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『アド・バード』(日本SF大賞)などのSF作品、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞ほかを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
雲をみるひと
Sakie
はかり
時代