内容説明
月夜の晩。都会を遠く離れ、海へとボートを漕ぎ出す男と女。うねりを乗り越えて波間にただよう二人は、しかし、恋人同士ではなかった…。(「うねり」)。夢と現実のあわいでつかのま触れあう男と女。そんな人々の、一瞬ではあるけれど確かにそこにあった思いを描いた抒情小説集。表題作「土星を見るひと」の他、「壁の蛇」「クックタウンの一日」「ボールド山に風が吹く」など計7編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
OMO
3
面白さ:○ 興味:○ 読みやすさ:○ 新鮮さ:○ 文学的云々:×2024/02/13
KAHYA
2
平成4年に文庫化されたあやしい私小説風短編集。全体的に暗いが、「うねり」と「壁の蛇」はとくに暗い。「コッポラコートの私小説」は暗いけど、題名にある通りの私小説。「ボールド山に風が吹く」は小学生時代を題材にしたものだが、小説とは言え、自分の断片記憶と作り話をよくもまあこんなに仔細に描けるものだと感心する。(再読)2018/07/29
ウララ
2
ずっと前、椎名誠の本を何冊か読んでいて、おもしろかったのでまた読んでみようと買った本。私小説風の「コッポラコートの私小説」を読んでいて「あれ?」と、昔の読書記録を見てみたら18年前に読んでいた本だった! 「コッポラ…」以外の話は、全然記憶にないぞ…。でも、まあ今回も昔と同じく楽しめた。「うねり」「壁の蛇」のように不思議な女性との夢か現実かわからない出会いと別れも味があった。でも、またどの話も筋を忘れてしまいそう…2013/01/29
けんぞー
2
よくわからん。2012/05/15
蘇芳
2
さくさく読める2003/11/25




