新潮文庫<br> 新三河物語〈上〉

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新潮文庫
新三河物語〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 474p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101444574
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



宮城谷 昌光[ミヤギタニ マサミツ]
著・文・その他

内容説明

永禄3年(1560年)、織田信長の急襲に遭って、今川義元は桶狭間に斃れた。義元に頤使されていた松平元康(家康)は父祖の地、西三河は岡崎城に戻り、悲願の独立を果たす。だが息継ぐ間もなく、一向一揆が勃発。血縁者が敵味方に分かれ、相争う国力消耗の未曾有の事態から家康を救ったのは大久保忠俊(常源)だった。忠俊率いる大久保一党の決死の進退が深く胸を打つ戦国歴史小説の巨編。

著者等紹介

宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て’91(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。’93年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞受賞。2000年、司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

89
宮城谷さんの日本時代物小説です。徳川家の旗本の大久保一族を描いたものです。この上巻では織田が勢力を増強し今川を破り、また松平元康(後の家康)が徐々に力をつけていく過程での大久保一族がどのような役割を果たしていくか、また大久保にはどのような人材がいたかのが示されます。三河の一向一揆を鎮めるまでがこの巻では書かれています。この本は活字が大きく私のような年寄りにはちょうどいい読みやすさです。ただ厚くはなりますが。2015/07/15

紫陽花

38
徳川家康を支えた大久保党の物語。大久保家は徳川家の重臣として有名ですが、家康や幕末に関連するテレビドラマなどでは重要な人物としてあまり描かれていないような気がします。本多作左衛門、本多平八郎忠勝、本多正信、酒井雅楽頭忠清、井伊掃部頭直弼といった人たちは出てくることがあるのですけど…。この本は、歴史的史実を随所に織り交ぜているので、当時のことが勉強になる反面、読むのに時間がかかります。中巻に進みます。2021/09/05

アイゼナハ@灯れ松明の火

30
徳川譜代の中でも重きをなす、大久保一門の物語。上巻は桶狭間の戦の後から始まり、ようやく今川家の支配を脱した家康を襲う三河一向一揆の様相を描く。詳しく読むのは初めてだったのですが、信長でさえ手を焼いた一向一揆を、三河半国をようよう保つ程度の家康がどう切り抜けたのか…三河武士の不思議さ面白さとともにとても興味深く読めました。この頃の家康はカッコいいなぁ。そして、多くを語ることなく、家康を支え続ける大久保一門は三河武士の精髄のよう。足元が固まったところで、いよいよ東進が始まるのでしょうか。続きは次巻で。2011/03/29

kk

24
ようやくにして今川家の軛を脱した松平家中。西三河の攻略も軌道に乗り、順風満帆かに見えたその時に、一向一揆との正面対決を強いられます。信仰の情熱に動かされた一揆勢力の怒涛を前に、我らが大久保一門が意地と面目と矜恃の全てを懸けて立ちはだかります。人の世の運とは何か、徳とは何か、人にとって、武門の子にとって大切なものとは何なのか。さまざまな思いの中、物語は進んでいきます。2020/03/13

18
宮城谷先生の作品はいつも歴史の授業を受けているような印象。膨大な知識を元にやや硬い感じではあるが、史実に沿った歴史を読ませてくれるので好きである。大久保家、全然知りませんでしたが、家臣から見た家康像が、若々しくて魅力的。2013/10/12

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