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新潮文庫
オーケンの散歩マン旅マン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 245p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101429250
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0126

内容説明

プ~プワワ~プワワ~。ベナレスであの歌謡曲を聴き、セブ島では大物とコスプレ撮影?恐山で「伝説の品」をゲットする―。これは旅なのか、散歩なのか!奇想天外、気の向くまま。いつの間にやらそこにいる。近所からインドまで、世界を股にかけるオーケンは、今日もまたホテホテとさすらうのだった。サクサク読める旅&散歩エッセイ。涙、涙のシリーズ完結編(また戻ってくるけど)。

目次

海外編(ベナレスで小林旭を聞いた午後;助手席のインド人 ほか)
国内編(諏訪湖のワカサギ炸裂もマヒマヒ理解不可?;伝説の恐山イタコ名刺をゲットする ほか)
ツアー編(広島恐怖の一夜事件;札幌ベッシーホールの思い出 ほか)
しみじみ編(熱海の手前でカレーを食べた;男たちの旅路、多摩湖編 ほか)
都内編(女装の館エリザベス会館へ行こう;サーキットの狼、お台場で迷子になる ほか)
その他モロモロ編(京都でライスチョコを食べ忘れた;もし、貴女がインドへ旅立つなら ほか)

著者等紹介

大槻ケンヂ[オオツキケンジ]
1966(昭和41)年、東京生れ。’82年ロックバンド「筋肉少女帯」を結成。脱退後、2000(平成12)年より「特撮」のボーカリストとして活動を開始。映画やテレビ出演、エッセイや小説の連載など活躍の幅を広げている。『くるぐる使い』で吉川英治文学新人賞候補。また、同書に収録された二篇は星雲賞を連続受賞した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

62
表紙が気になって手にとってみた。本書は、長年続けていたバンドを休止した頃、インドから近所まで旅をしたり散歩したりしたことを綴ったエッセイ。お亡くなりになった池田貴族さんのお見舞い話に涙したり、タロー子との淡い恋にほのぼのしたり、怪獣ブースカ君を追いかける姿がほほえんだりとオーケンがますます身近に。また、ポムポムとにこやかに咲きやハグハグ夢中で食べる、ホテホテとさすらうなどオーケン言葉も満載。のほほんとしたい時にうってつけの1冊。2021/11/06

ちぐりん

42
《図書館本》オススメされて読んでみました。筋肉少女帯のボーカル&ベースである大槻ケンヂさんのエッセイ。 1つのエピソードが5ページ以内で、口語体なのですいすい読めちゃいます。 面白そう!と思ったことはなんでも試してみる、行きたい!と思ったところにはすぐ行ってみる、そのフットワークの軽さに驚きました。だからこそたくさんの人との出会いがあり、その数だけの痛快なエピソードがあるのでしょうね。 それから大槻ケンヂさんが読んだ本や見た映画の多さ!→2019/09/11

『よ♪』

41
インドから近所まで──。"近所"は厳密にいうと近所じゃない。ボクらが素通りしてる処──興味がない、気づいてない、見て見ぬふりとか──をホテホテと散策するエッセイ。インドのタクシーの助手席には運ちゃんの友人が乗っている。「マイフレンド」友達か。友達なら仕方ない。Σ(*゚д゚ノ)ノ ナニソレ!イタコに会いに恐山へ。プロレスを見にみちのくへ。ツアー先では深夜見知らぬ女性がベッド横にそっと立っている。女装館に行き、サーキットの狼を語り、いい塩梅のおバーさんたちに出会う。"貴族"を見舞い、二人でプリンを食べる──。2021/05/15

林 一歩

21
何も考えず逃げるようにホテホテとのほほんと旅に出たいなとため息ひとつ。沢野ひとし氏の解説が沁みた。2012/11/10

喪中の雨巫女。

18
《私-蔵書》私が、行けない、行かないような場所を旅されてますが、興味があることは、似てる気がした。(笑)2020/04/18

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