新潮文庫<br> 嗤う闇―女刑事音道貴子

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新潮文庫
嗤う闇―女刑事音道貴子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101425436
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



乃南 アサ[ノナミ アサ]
著・文・その他

内容説明

レイプ未遂事件発生。被害女性は通報者の男が犯人だと主張。被疑者は羽場昂一―。レイプ事件の捜査に動いていた音道貴子に無線が飛び込んだ。貴子の恋人、昂一が連続レイプ犯?被害者は大手新聞社の女性記者。無実の通報者に罪を着せる彼女の目的とは?都市生活者の心の闇を暴く表題作など、隅田川東署へと異動となった貴子の活躍を描くシリーズ第三弾。傑作短篇四編収録。

著者等紹介

乃南アサ[ノナミアサ]
1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。’88年『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。’96(平成8)年『凍える牙』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りゅう☆

107
親子喧嘩で警察行き、裏表ない中年女性を殴打したのは誰?家に来るあいつに悩まされる相談など、隈田川東署へ移動した貴子の元に事件が舞い込む。窃盗担当金井警部、気さくなタイプの鑑識係員香苗、新たな相棒玉城警部補、東大出のキャリア官僚沢木警部補など新しい人間関係も短編ならではで注目できる。あの滝沢の親子のゴタゴタに巻き込まれ、意外な父親面を見たけど、なんだかやりきれない思いでいっぱいに。そして昂一がレイプ犯?!もちろん無実なんだけど、その罪を被らせた被害者の女性の意図に見事に辿り着いた貴子はやっぱりカッコいい。→2021/04/10

セウテス

103
刑事音道貴子シリーズ第5弾、短編集3作品目。今回は、音道が隅田川東署に転勤になった事から、下町の風情を感じる描き方である。とは言っても現代の東京の下町は、情緒とは無縁の平坦さが見える。地方出身者で溢れ、都会に暮らす哀愁を感じずにはいられない。そして本作は明日出勤したら、そこで実際に見られる日常を、切り取っている様に心に響く。レイプ事件から冤罪、身近な社会問題や家族問題、日々耳にする事も多く共感する所は多い。こんな若者が育ってきて良いのか、こんなにお年寄りが生き難くて良いのか、いつもジーンと考えさせられる。2019/10/15

ミエル

88
短編4編。ラストの表題作品が良かった。このシリーズ、というか音道さんの魅力は暴走しない正義。青臭くもなく、天才型でもなく、特殊なスペックもない極めて常識的で共感力の高い思考が頼もしい。次作は長編、さっそくGO!2018/07/05

ehirano1

88
前作、前々作同様になぜか引き込まれる本作。なぜそうなるのか自分でもわからないし、本書から特に何かの教示を受けることもないのですが、能々考えると理由なんか必要ないし、何かの教示なんかも必要ないのでは、と。物語に淡々と身を任せ等身大の音道貴子を楽しめば良い、それで良い、そしてひたすらその時間を楽しむことで良いのでは、と思いました。2016/04/01

えりこんぐ

87
音道貴子シリーズ、今回は短編集。隅田川東署に異動になった貴子。乃南さんは本当に人物描写がお上手!! お爺ちゃん、オバさん、キャリアのボクちゃんまで、どんな脇役でも手を抜かないところが職人だと思う。事件関係者が表情をガラッと変えるところとか、読んでいてすぐ脳内再生できてしまう。今回も面白かった♪ できればバイクの追跡劇がもう少し見たい!2019/01/31

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