内容説明
1392年の李成桂による建国以来、五百年余の永い歴史と伝統を誇った李氏朝鮮王朝は、1910年の日韓併合とともに呆気なく消滅した。繰り返される王朝内部の権力闘争。日本、清、ロシアなど大国による内政干渉…。その内実はいかなるものであったのか。江華島事件や閔妃暗殺、伊藤博文暗殺を経て日韓併合へと至る、朝鮮半島最後の王朝の苦難と悲劇を描いたノンフィクション・ノベル。
1392年の李成桂による建国以来、五百年余の永い歴史と伝統を誇った李氏朝鮮王朝は、1910年の日韓併合とともに呆気なく消滅した。繰り返される王朝内部の権力闘争。日本、清、ロシアなど大国による内政干渉…。その内実はいかなるものであったのか。江華島事件や閔妃暗殺、伊藤博文暗殺を経て日韓併合へと至る、朝鮮半島最後の王朝の苦難と悲劇を描いたノンフィクション・ノベル。