内容説明
買っても買っても着る服がない。何を着ても満足できない。自分だけがおしゃれじゃない、と悩んでいるあなたへ。それは、服の問題ではなく、あなた自身の問題。似合うものに辿り着くためには、まず自分自身を知らなければならないのです。「私だけがおしゃれじゃない」と不安だった頃からスタイル誕生まで、自らのファッション史をまじえて著者が教えてくれるあなたのスタイル探し。
目次
第1章 ファッションは心に宿る
第2章 私の「スタイル探し」時代
第3章 自分を知る旅
第4章 買うときから、すでにスタイルは始まっている
第5章 美意識のかたち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばちゃ
11
久しぶりの再読。自分を表現するための方法のひとつとして装うということがあると再認識。最近、何を着ても似合わないと思っていたのは、以前の自分の数少ない美点を引きずって、こういう服が似合うはずという思い込みに捕らわれていたから。歳をとれば体型も肌も雰囲気も変わる。自分の今の真の姿に目を背けるのを辞めよう。もう一度読んでみてよかった。 最後の光野さんとおばあさまのお話がとてもステキでした。2013/04/12
YOUCO19
4
平成7年に書かれた本。古さは感じず。ファッションの基本は変わらないということか。試着は前からだけでなく後ろ姿も大事、ということに共感。買ったけどこんなはずじゃなかった、と思えるのは後ろ姿を見るのを忘れていたせい? シンプル・イズ・ベストは若い人の特権、には耳が痛い。これからは食器同様素材のいいものを少しだけ、にしたい。2019/07/16
Lady M
1
友達から勧められた本。作者との考え方の共通点が多かった。2013/10/09
sattin
1
たかが洋服の話ではあるのだけど、極めると生き方の話とか自分をどう見るかの話になるんだね。なので話が案外深い。最後のほうの、布団とカーディガンのコーディネートを考えてしまうお祖母さんの話には感心する。そういう目がしっかりした家族っていいなあ。2012/06/17
ゆうか
1
これ読んだら、装うということに対する考え方がかわると思う。2009/09/02