新潮文庫<br> へんろ宿

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新潮文庫
へんろ宿

  • 藤原 緋沙子【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2020/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101391656
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸回向院前の「へんろ宿」には訳ありの旅人がやってくる。剣の達人で旗本の嫡男だった市兵衛と一弦琴の名手の佐和夫婦が安い宿賃ながら心を込めてもてなす―。死期迫る浪人が江戸で最後の願いを遂げるべく投宿するが(表題作)。江戸藩邸内で消息を絶った父親を救いに関所を躱してやってきた娘(「名残の雪」)。実直そうな紙商人が宿に戻ってこない(「通り雨」)。心打つ傑作四編、新シリーズ開幕。

著者等紹介

藤原緋沙子[フジワラヒサコ]
高知県生れ。立命館大学文学部卒。人情時代小説の名手として、リアリティあふれる物語空間の創出、意外性に満ちたストーリー、魅力的な人物造形などが高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

202
主人の市兵衛と女将の佐和、女中のおとらが切り盛りする“へんろ宿”で、宿泊する悩みのある客とのやりとりする人情物。自分の家に帰った気分になれる宿を目指してるだけあって、客の悩みを親身になって聞いてあげる市兵衛の姿に好感を持てる。市兵衛が全面にでて大活躍というわけでなく、控えめな感じなのもいい。佐和の一弦琴もリアルに聴いてみたい。切なさあり、痛快あり。心がじんわり温まる。そして、情景の描写が美しく目に浮かんでくる。シリーズとのことで、次も楽しみ。2021/04/07

やま

94
へんろ宿 2020.11発行。字の大きさは…中。 へんろ宿、名残の雪、蝉の時雨、通り雨の4話。 元旗本350石笹岡市兵衛は、四国八十八カ所を巡り、江戸へ帰って武士を捨てへんろ宿を開き、泊り客の相談にのる物語です。 物語は、物悲しく、そして宿の女将佐和が弾く一弦琴が、もの悲しい雰囲気をより深くしています。 佐和が一弦琴を弾きながら「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」と歌いだすと、平家物語の冒頭がよみがえって来ます。2020/12/24

真理そら

54
安定の面白さ。ただこのへんろ宿は経営的に難しいのではないかと心配してしまう。2020/11/19

はつばあば

49
元旗本の嫡男が回向院の前に「へんろ宿」を京で一弦琴を奏でる女佐和と添い、営んでいる。小さな宿ですが来る人はそれぞれなんらかの悩みや重荷を背負っている。そんな宿泊客を質素ながら心づくしのもてなしと悩みを解消すべく市兵衛が・・。じんわりと染み入る本は時代物にしかないのだろうか・・。いやぁ続きを購入しといてよかった(^^♪。2022/12/10

ひさか

25
小説新潮2018年7月号へんろ宿、2019年1月号名残の雪、7月号蟬の時雨、書き下ろし通り雨の4つの連作短編を2020年1月新潮文庫刊。シリーズ1作目。元武士の市兵衛と佐和夫婦が営む江戸のへんろ宿を訪れる人々の事情が語られます。あっさりめのお話で、少し物足りないのですが、通り雨がいちばん良かったです。次作が楽しみです。2021/01/26

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