出版社内容情報
「鬼」と呼ばれた火付盗賊改方長官の長谷川平蔵。その父親の初代平蔵が京都西町奉行に。四季折々の京を舞台に江戸っ子奉行が大活躍。
「鬼」と呼ばれた火付盗賊改方長官の長谷川平蔵。その父親の初代平蔵が京都西町奉行に赴任した。平蔵の前に立ちはだかる京の町を騒がせる悪党たち。贋坊主が暗躍する「六勝阿闍梨」、錦市場を巡る陰謀に絵師若冲が巻き込まれる書き下ろし「錦の若冲」、人情の機微を描く「這っても黒豆」の三編を収録。京の風物詩も鮮やかに、新シリーズ、堂々の開幕。『祇園詣り 京奉行 長谷川平蔵』改題。
内容説明
「鬼」と呼ばれた火付盗賊改方長官の長谷川平蔵。その父親の初代平蔵が京都西町奉行に赴任した。その前に立ちはだかって京の町を騒がす悪党たち。贋坊主が暗躍する「六勝阿闍梨」、錦市場を巡る陰謀に絵師若冲が巻き込まれる書き下ろし「錦の若冲」、人情の機微を描く「這っても黒豆」を収録。京の風物詩も鮮やかに、新シリーズ堂々の開幕。
著者等紹介
秋月達郎[アキズキタツロウ]
1959(昭和34)年愛知県生れ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アリス
17
鬼平の父、初代長谷川平蔵の京都での話。鬼平と同じく人情味のある人柄。夫婦仲も良く、鬼平を読んでいたから印象違うなと思ったら途中の説明で納得。たまに息子の銕三郎が出てくるとニンマリ。京の風物詩、食べ物と江戸と違った趣きを感じとれ楽しかった。初読み作家さんですが、このシリーズは読んでいきたいですね(^ ^)2017/04/04
Atsushi Kobayashi
10
鬼平の父親の話。古めの文体の記載がちょっと新鮮。あと当時の京の生活が描かれていて、本編の話よりも、生活感の方がおもしろかったです。2017/01/04
誰かのプリン
7
時代劇でお馴染みの長谷川平蔵宣似の父親の物語。池上先生の作品にも劣らず良い味をだしている。★52025/02/09
鍵ちゃん
7
「魂亅と呼ばれた火付盗賊改方長官の長谷川平蔵。その父親の初代平蔵が京都西町奉行に赴任した。その前に立ちはだかって京都の町を騒がす悪党たち。坊主が暗躍する「六勝阿闇梨亅、錦市場探偵を巡る陰謀に絵師岩沖が巻き込まれる書き下ろし「錦野若起きる亅、人情の機微を描く「祇園詣り京奉行長谷川平蔵亅。2020/08/16
コニタン
5
鬼平の父親の小説、けっこう面白かった!2017/05/09