出版社内容情報
叶わぬ恋、別れ、死、世の無常。今も万人の共感を呼ぶ、魂の叫びをとじこめた、万葉集から現代までの心洗われる名歌とその解説。
叶わぬ恋、別れ、死、孤独、世の無常――。今も昔も、生きているかぎり、折にふれて涙をこらえきれないほどのかなしみに出会ってしまうことは変わりません。日本人は、古(いにしえ)より抱えきれないほどのあふれる想い、魂の叫びを歌に託してきました。万葉集から現代まで千数百年もの歴史のなかから精選した心洗われる名歌と、その背景を解説した感動の書。「日本のかなしい歌100選」改題。
内容説明
叶わぬ恋、別れ、死、孤独、世の無常―。今も昔も、生きているかぎり、折にふれて涙をこらえきれないほどのかなしみに出会ってしまうことは変わりません。日本人は、古より抱えきれないほどのあふれる想い、魂の叫びを歌に託してきました。万葉集から現代まで千数百年もの歴史のなかから精選した心洗われる名歌と、その背景を解説した感動の書。
目次
かなわぬ恋(笠女郎―思ふにし死にするものにあらませば、相思はぬひとを思ふは大寺の;樋口一葉―よそながらかげだに見むと幾度か;永井陽子―水のやうになることそしてみづからで ほか)
わかれの歌(防人の歌―わが妻はいたく恋ひらしのむ水に、唐衣すそに取りつき泣く子らを、父母も花にもがもや草枕;遣唐使之親母―旅人の宿りせむ野に霜降らば;柿本人麻呂―淡海の海夕波千鳥汝が鳴けば、ひさかたの天知らしぬる君ゆゑに、石見の海角の浦廻を浦なしと ほか)
世は無常(遊びをせむとや生れけむ;我等は何して老いぬらむ;人買ひ舟は沖を漕ぐ ほか)
著者等紹介
林和清[ハヤシカズキヨ]
1962(昭和37)年京都生れ。佛教大学文学部国文学科卒業。23歳で創刊まもない「玲瓏」に入会、塚本邦雄に師事。現在、「玲瓏」選者。’91(平成3)年、第一歌集『ゆるがるれ』で現代歌人集会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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