内容説明
ガンは治るのか?丸山ワクチン、ガン保険は必要なのか―。人間ドックを盲信したため手おくれになった胃ガンの大学教授、検査を拒否し、出張先から緊急入院したエリートサラリーマン、手術には成功したが、ボケてしまった八十歳の患者など、外科医として様々な生と死、そして様々な老いに直面してきた著者が、高齢化時代の医療を現場から問う。医師と患者の心の絆を見つめた著書。
目次
第1章 丸山ワクチンか早期発見か
第2章 外科医の一週間
第3章 手術台のニアミス
第4章 あるエリート社員の入院
第5章 治る治らない
第6章 ぜいたくな医療
第7章 高齢化社会の医療とは
第8章 メスの崩壊する日
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