出版社内容情報
46歳の妻が最重症のくも膜下出血で倒れた。高次脳機能障害との闘い。迫る別の病魔。ジャーナリストとその家族の壮絶な闘いの記録。
家庭の司令塔であった妻が46歳で倒れた。最重症のくも膜下出血。一命は取り留めたものの、言語や記憶など知的機能が十分働かない高次脳機能障害が残る。当時、フジテレビ・キャスターの夫と小学生の息子にとって「普通の暮らし」は突如、遠いものとなった。仕事と介護、育児に奔走するなか、さらなる重い病が妻を襲う。実体験から日本の医療介護の問題点をも突く「私ドキュメント」。
内容説明
家庭の司令塔であった妻が46歳で倒れた。最重症のくも膜下出血。一命は取り留めたものの、言語や記憶など知的機能が十分働かない高次脳機能障害が残る。フジテレビ・キャスターの夫と小学生の息子にとって「普通の暮らし」は突如、遠いものとなった。夫が仕事と介護、育児に奔走するなか、さらなる重い病が妻を襲う。実体験から日本の医療介護の問題点をも突く「私ドキュメント」。
目次
第1章 わが家を襲った「テロ」(発病;グレード5からの生還 ほか)
第2章 「復活」にむかって(回復期病院への転院;未知なるリハビリの世界 ほか)
第3章 久しぶりの「家族」(遠慮のない視線;頭の固い人たち ほか)
第4章 新たな試練
終章 それからの家族(大震災に揺れる家族;壮絶な治療 ほか)
著者等紹介
松本方哉[マツモトマサヤ]
1956(昭和31)年、東京生れ。’80年フジテレビに入社。報道局記者として官邸や防衛庁担当、ワシントン特派員などを務める。湾岸戦争、米同時多発テロ、アフガン戦争、イラク戦争などでは情報デスクを務めた。2003(平成15)年夏から「ニュースJAPAN」編集長。同年秋にアンカーに就任。専門は日米関係、米国政治と米国外交、国際安全保障問題。妻の介護を通じて、医療・介護問題を見つめ続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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