新潮文庫
今すぐ乗りたい!「世界名列車」の旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101384719
  • NDC分類 686.2
  • Cコード C0126

出版社内容情報

酸素チューブ付! チベットの青蔵鉄路。
浴室が大理石! 南アフリカのブルートレイン。
木造橋が怖い!? タイのナムトク線。
写真満載!旅心をそそる海外の鉄道全45本。

内容説明

世界にはこんなにも魅力的な列車がある!標高5000メートルを走るチベットの青蔵鉄路、ウェルカム・シャンパン片手に楽しむパリ発オリエント急行。世界一の急勾配を上るスイスの登山鉄道、アフリカの悠久の大地を駆け抜けるロボスレイル…。最新鋭の超特急、歴史ある豪華列車から、蒸気機関車にローカル線まで。豊富な海外取材経験を誇る著者が厳選した、今すぐ乗れる名列車全45本。

目次

1 アジアの名列車(世界一高い鉄道―青蔵鉄路(中国)
四季を遡る三日間―シルクロード特快(中国) ほか)
2 ヨーロッパの名列車(「走る社交場」は今も―オリエント急行(フランス)
線路幅十五インチ―ロムニー鉄道(英国) ほか)
3 オセアニアの名列車(七十五年かけて開通―ザ・ガン号(オーストラリア)
豪大陸横断特急―インディアン・パシフィック号(オーストラリア) ほか)
4 アメリカの名列車(名ナンバーの地下鉄―Aトレイン(米国)
ゴールドラッシュ鉄道―ホワイトパス鉄道(米国) ほか)
5 アフリカの名列車(少年の夢の豪華列車―ロボスレイル(南アフリカ)
TC付きディーゼル特急―ターボトレイン(エジプト) ほか)

著者等紹介

櫻井寛[サクライカン]
1954(昭和29)年、長野県生れ。鉄道員に憧れて昭和鉄道高校に入学したが、在学中から鉄道写真に魅せられ、写真家を目指して日本大学芸術学部写真学科に進む。卒業後、出版社写真部勤務を経て、’90(平成2)年にフォトジャーナリストとして独立。’93年、航空機を使わず、海路、陸路のみ88日間で世界一周を果たす。’94年には『鉄道世界夢紀行』で第19回交通図書賞を受賞。海外渡航回数185回以上、取材した国は83カ国を数える。コミック『駅弁ひとり旅』(作画・はやせ淳)などの監修も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

44
ページを開くだけで鉄道で世界旅行できる。魅力的な各国の列車を紹介。世界最長のシベリア鉄道(9258キロ!)や、阿里山森林鉄路(台湾)、南アのブルートレインなど。残念なのは「世界三大登山鉄道」で世界遺産になっているダージリン・ヒマラヤ鉄道(インド)が欠けている点。あと、米国アムトラックの大陸横断列車「サンセット・リミテッド」が05年のハリケーン「カトリーナ」の被害によりニューオリンズ~ロサンゼルスに変更となっていること。櫻井寛は鉄道写真の第一人者。レビューがたった6件とは残念!2019/09/07

金吾

26
読んでいるだけで鉄道旅行をイメージできます。乗ってみたい鉄道が多々ありワクワクしました。一つの鉄道をもっと多数のページを割いて書いてほしかったです。2025/01/02

さっと

9
おもしろかった。新聞連載がもとになっているので、各編要領よくまとめられていて、世界各国の鉄道事情やお国柄、日本との比較など読みどころはさまざま。二年連続で海外に行く機会があって、台湾の新幹線と、香港のピークトラムに乗ったけど、やっぱり乗り物って、どこで乗っても楽しいんですよね。子どものようにはしゃぎながら各地をかけまわっている著者の楽しんでいる感じが、「おれこんなに乗ってるんだぜぇ」的感想文とは次元の違う逸品で、読んでるほうも楽しくなる、出色の出来栄え。著者は間違いなくジェントルマンでしょう。2015/11/23

てくてく

7
日経新聞のコラムだったので、ひとつひとつの列車の紹介はやや短く、消化不良気味。ただし、やはり世界の列車を眺めることができるのは楽しい。2017/01/08

Sayuri

5
著者は違うけど、先日西日本の電車の旅、を読んだので、飛躍して海外の列車の旅、を読んでみた。列車にさほど興味なかったけど、世界の個性ある列車たちもいいなあと感じた。熱い思いは伝わってくるけど、爽やかな文体。解説してる酒井順子さんのことばが的を得てた!(著者は爽やかで、鉄道旅ひと食べものお酒景色をこよなく愛してるひと)。2014/01/10

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