新潮文庫
ラストダンスは終わらない―essay2001‐2005

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101383910
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0195

出版社内容情報

J2横浜での新たな挑戦。日本人初のクラブW杯出場……。いつも胸には11番の誇りを。キングカズ、その不屈の魂に迫るエッセイ集。

「人生は何が起こるかわからない。おそらく、この先も」ヴィッセル神戸での充実の4年半を経てJ2横浜FCへ。更に4度目の海外移籍となるシドニーFCの一員として日本人初のFIFAクラブW杯出場を果たした「キング」カズ。11番の誇りを胸に、日本サッカー不動の先駆者は、そのとき何を考えたか。2001~'05年発表の連載コラムに、2012年最新ロングエッセイを増補。「おはぎ」改題。

内容説明

ヴィッセル神戸での充実の4年半を経てJ2横浜FCへ。更に4度目の海外移籍となるシドニーFCでは日本人初のFIFAクラブW杯出場を果たす。そして、いまJリーグ最年長選手として未踏の領域に挑む「キング」三浦知良。その驚異の現役生活を可能にした転換点は2004年のグアムにあった…。’01~’05年発表の連載コラムに、2012年最新ロングエッセイを増補。

目次

はじめに 神戸からシドニーへ
2001年
2002年
おはぎ職人に会いに行く
2003年
2004年
2005年
テリー伊藤対談
シドニーから
グアムでの自主トレが、すべての始まりだった

著者等紹介

三浦知良[ミウラカズヨシ]
1967(昭和42)年静岡県生れ。’86年ブラジルのサッカークラブ、サントスFCとプロ契約。’90(平成2)年帰国後、読売サッカークラブに入団。Jリーグ開幕の’93年にヴェルディ川崎を優勝に導き、初代MVPを獲得。同年アジア年間最優秀選手賞を受賞。’94年伊セリエAジェノアに移籍。ヴェルディ復帰後’96年Jリーグ得点王。’98年末からクロアチア・ザグレブに移籍。’99年帰国後は京都パープルサンガ、ヴィッセル神戸を経て、2005年シドニーFCでプレー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

20
言わずと知れた、サッカー界のレジェンド、カズ選手。彼のサッカーへの真摯な態度は、正にプロ中のプロです。ワールドカップ直前の合宿でメンバー落ちを聞かされ、悲痛の帰国は果たしましたが、彼は一切監督に対する愚痴を言わなかったし、未だに言っていません。こんなことができる彼の精神が、50歳を超えた今でも現役でいられる彼を支えているんだと思います。彼の提言にありましたが、リーグ自体が海外の選手と契約を行い、経営の厳しいクラブにレンタルするというのはどうでしょうか。海外では実際にやっているそうですし。2019/06/17

anco

13
キング・カズさんのヴィッセル神戸時代のコラム、エッセイ集。読みやすいエッセイの中にも現役のプロサッカー選手としてのこだわり、そして日本代表、おはぎへの強い想いが溢れており、職人魂が感じられました。2016/01/12

gonta19

11
2012/2/28 Amazonより届く。 2012/4/28~4/29 カズが朝日新聞と神戸新聞で連載していたコラムを中心にまとめた本。単行本は「おはぎ」という名前であった。 最近、カズの書いたエッセイを良く読むようになった。常に前向きな姿勢は自分の心がけていることでもあり、読んでいて清々しい。とことんまでプレーして欲しいと思う。2012/04/29

みずやん

2
久しぶりにエッセイを読んだ。10年前のエッセイ。「まずは1勝。まずはそこ」という言葉が印象的でした。2016/02/24

よっすぃ

2
この本の根底にあるのは、プロフェッショナリズムだった。 さすがカズ。仕事んする以上はプロなんだから、カズのように見習わなければならないと感じた。2012/05/02

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