出版社内容情報
泰幸会教祖・大河内泰が死んだ。遺されたのは、死んだはずの人間に財産を譲るという謎の遺書。泰の目的は? シリーズ第二弾。
ババア――泰幸会教祖・大河内泰が死んだ。享年102。雑司ヶ谷の妖怪も人の子だったってワケだ。葬儀に参列するため中国から帰国した俺を待ち構えていたのは、ババアが書き残した謎の遺書。教祖の地位と莫大な財産は俺の父親に譲るらしいんだが、父親なんてとっくのとうに死んでいる。ババアの目的は何だ? 俺は雑司ヶ谷の神になるのか? 衝撃の問題作「雑司ヶ谷」シリーズ第二弾。
内容説明
“雑司ヶ谷の妖怪”こと、泰幸会教祖・大河内泰が死んだ。享年102。葬儀に参列するため中国から帰国した俺を待っていたのは、ババアが書き残した謎の遺書。教祖のイスと莫大な財産は俺の父親に譲るというが、親父ならとっくに死んでいる。ババアの魂胆は何か?初代教祖の戦前戦後の過去と、二代目就任をめぐる抗争劇の現代が交錯する、衝撃の問題作「雑司ヶ谷」シリーズ第二弾。
著者等紹介
樋口毅宏[ヒグチタケヒロ]
1971(昭和46)年、東京都豊島区雑司ヶ谷生まれ。2009(平成21)年、『さらば雑司ヶ谷』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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