新潮文庫
死の舞い―新・古着屋総兵衛〈第12巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 390p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101380575
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

長崎沖に出現した妖しいガレオン船。覆面の兵士が船上で舞う。妖しげな軍団は、古着大市の準備に沸く大黒屋の前に姿を現した……。長崎伊王島沖合に二百年も前のガレオン船が現れ、覆面姿の兵士たちが怪しく舞う――。江戸では一番番頭信一郎とおりんの祝言に合わせ新居普請が順調に進み、同時に五回目の古着大市の準備が佳境を迎えていた。そんな折、大黒屋前に不審な短艇が三艘留まり、哀しげな調べに乗って「死の舞い」が始まった。十代目総兵衛就任以来、最大級の謎と危機。巻を措く能わざる衝撃の第十二巻。

佐伯 泰英[サエキ ヤスヒデ]

内容説明

長崎伊王島沖合に二百年も前のガリオン船が現れ、仮面をつけた戦士たちが怪しく舞う―。江戸では一番番頭信一郎とおりんの祝言に合わせ新居普請が順調に進む中、五回目の古着大市の準備が佳境を迎えていた。そんな折、大黒屋前に不審な短艇が三艘留まり、哀しげな調べに乗って「死の舞い」が始まった。十代目総兵衛就任以来、最大級の謎と危機。巻を措く能わざる衝撃の第十二巻。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942(昭和17)年、北九州市出身。日大芸術学部卒。映画・テレビ・CMの撮影助手を経て、’75年より、カメラマン、ノンフィクションライターとして活躍。’76年『闘牛』を発表。’81年『闘牛士エル・コルドベス一九六九年の叛乱』でドキュメント・ファイル大賞を受賞。’87年、初の小説『殺戮の夏コンドルは翔ぶ』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

55
新・古着屋総兵衛「死の舞い」12巻。謎のガリオン船の出現、影様の誘拐、信一郎とおりんの祝言、総兵衛の妹・おふくの問題と様々の事が起こり次巻へ持ち越されてちょっとジレンマ早く続編をと期待します。2016/07/07

優希

44
敵が次々と現れる印象でした。追い込まれていく危機があっても良いですよね。2023/03/17

ドナルド@灯れ松明の火

18
ガリオン船の戦士たちの目的や黒幕があいまいなまま終わってしまった。信一郎の祝言の他は、古着大市や次回の渡航メンバの選定などありきたりの話で消化不良だった。冊数稼ぎの前篇という感じだった。 2016/09/01

オレンジ。

14
大黒屋総兵衛さまと鳶沢一族、大黒屋の懐かしい面々やワンコたちにホッとする。一番番頭の信一郎と奥向きを仕切るおりんがやっと結ばれた。平和な物語にはなりようがないが、それなりに楽しめた。私は6代目総兵衛を男の中の男と思っているが、今の総兵衛の中に、「居眠り磐音」の磐音を見出して、中々だと思っている。2016/06/23

ともさん

12
5度目の古着大市が無事に終了、ガリオン船の出現と老中牧野との対決、影様の誘拐という新たな展開に期待したい。2017/01/05

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