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新潮文庫
異国の影―新・古着屋総兵衛〈第10巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 399p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101380551
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

三浦半島深浦の船隠しが何者かによって監視されていた。一方、だいなごんこと正介を追う鉄砲玉薬奉行。総兵衛の智謀が炸裂する。

新栄橋完成に沸く大黒屋に、深浦の船隠しを監視する眼を報告してきたのはおこも姿の忠吉だった。監視小屋には、オロシャと思われる文字が記された絵図面、貨幣等が残されていた。多くの証拠を残したことに総兵衛は疑念を募らせる。一方、幕府鉄砲玉薬奉行配下が大黒屋周辺を嗅ぎ回る。正介の秘密に感づいたのか。折から信一郎率いる交易船団が一年弱の航海を終え戻ってきたが……。

内容説明

新栄橋完成に沸く大黒屋に、深浦の船隠しを監視する眼を報告してきたのはおこも姿の忠吉だった。監視小屋には、オロシャと思われる文字が記された絵図面、貨幣等が残されていた。多くの証拠を残したことに総兵衛は疑念を募らせる。一方、幕府鉄砲玉薬奉行配下が大黒屋周辺を嗅ぎ回る。正介の秘密に感づいたのか。折から信一郎率いる交易船団が一年弱の航海を終え戻ってきたが…。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942(昭和17)年、北九州市出身。日大芸術学部卒。映画・テレビCMの撮影助手を経て、’75年より、カメラマン、ノンフィクションライターとして活躍。’76年『闘牛』を発表。’81年『闘牛士エル・コルドベス一九六九年の叛乱』でドキュメント・ファイル大賞を受賞。’87年、初の小説『殺戮の夏コンドルは翔ぶ』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

145
新・古着屋総兵衛「異国の影」10巻。鳶沢・池城・今坂・柘植の四族が一つになり、大黒屋本店と新たに久松町出店ができ、信一郎さんが帰還と良い事尽くめ、次巻は信一郎さんとおりんさん、総兵衛さんと桜子さんの挙式、総兵衛さんの弟勝幸と妹お葉さんがらみで物語が展開するのか、老中青山忠裕の幕府がらみか楽しみですね。2015/06/23

いつでも母さん

32
シリーズ10巻目。やっと、一番番頭・信一郎さんのご帰還と相成りました~無事のお帰りにホッとしております。しかし、佐伯御大、このシリーズどこまで引っ張るんでしょね。時代は変換期を迎えそうですから、大団円も近いと勝手に読んでいるのですが、でないと もう挫折しそうです(汗)総兵衛の弟と妹が道を踏み外しませんようにと、今回は思ってしまいましたねぇ。ちょっとドキドキ。11月に11巻目ですか・・きっと、読むよね自分。2015/06/12

ドナルド@灯れ松明の火

26
もう終わりかと思っていたが、深浦の舟隠しを見張る眼に気付き、何とか抑え込んだ。だいなごんのお守りを追う別の一派とも何とか脅して抑えたが、佐伯さんはこの後どう展開するつもりなのか。弟勝幸の動向と信一郎とおりんの祝言が次作のメインになるのか。磐音シリーズの終了後も続けるのかな?2015/09/21

オレンジ。

13
どんなシリーズにも言えることだけど、間があくとダメですね。読む勢いも違ってきます。長くかかってしまいました。今回も、信一郎とおりん、総兵衛と桜子の二組の結婚式がなかったので残念でした。 2015/07/03

あかんべ

10
厚さの割りに、中身が薄いような気がする。だいなごんの謎はそのまま。2015/08/18

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