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新潮文庫
安南から刺客―新・古着屋総兵衛〈第8巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 403p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101380537
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

総兵衛が江戸に帰着し、古着大市の無事の成功に向けて大黒屋は一丸となって準備に追われていたが、謎の刺客が総兵衛を襲いかかる。

七ヶ月振りに総兵衛一行が江戸へ帰ってきた。古着大市の準備に忙しい大黒屋の面々だったが、主人の無事の戻りを歓喜の声を以て迎えた。帰着後すぐ総兵衛は入堀向かいの破産寸前の炭問屋の家屋敷の購入を決め、また大市での大勢の客の食事や手洗いの用意に知恵を絞る……。そんな大黒屋を遠くから執拗に監視する目があった。新たな強敵がやってきた。総兵衛は葵典太を静かに鞘走らせた。

内容説明

七カ月振りに総兵衛一行が江戸へ帰ってきた。古着大市の準備に忙しい大黒屋の面々だったが、主人の無事の戻りを歓喜の声を以て迎えた。帰着後すぐ総兵衛は入堀向かいの破産寸前の炭問屋の家屋敷の購入を決め、また大市での大勢の客の食事や手洗いの用意に知恵を絞る…。そんな大黒屋を遠くから執拗に監視する目があった。新たな強敵がやってきた。総兵衛す愛刀葵典太を静かに抜いた。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942(昭和17)年、北九州市出身。日大芸術学部卒。映画・テレビCMの撮影助手を経て、’75年より、カメラマン、ノンフィクションライターとして活躍。’76年『闘牛』を発表。’81年『闘牛士エル・コルドベス一九六九年の叛乱』でドキュメント・ファイル大賞を受賞。’87年、初の小説『殺戮の夏コンドルは翔ぶ』を発表。以降、多数の国際謀略小説、ミステリ小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

61
新・古着屋総兵衛 「安南から刺客」第8巻。今回は表の顔『古着屋』総兵衛が中心ハラハラドキドキ感が無くのんびりと読了できた感。信一郎率いるイマサカ号と大黒丸の帰還や、天松、忠吉、だいなごんの成長、桜子と総兵衛 の行く末等々次巻が楽しみ。2014/06/23

tengen

56
一旦薩摩とは停戦となった。旅から戻った総兵衛だが大黒屋を見張る怪しい視線を感じる。大古着屋市の準備に余念のない所に弥生町が単独で市をおこすと。それを糸引くのは糸屋。殺人事件も絡み背後を懸念する総兵衛。末裔のリベンジを恐る祖国交趾からの刺客も登場。果たして二つの事件の根は違うのか?2014/07/20

ドナルド@灯れ松明の火

21
佐伯さんにしては、第8巻は実にしっかりとぐいぐい引きつけテンポの良い話だった。流し読みするところが全くなく実に面白かった。前作では今上天皇にお目見えし、陰様とも意思を通じ、今作では南北の町奉行や大目付ともしっかりと絆ができ、新しい同心とも好関係。身の回りはほぼ盤石かな。あとは心良く思わない幕閣との戦いになると思われる。意外に早くシリーズのエンディングを迎えるかもしれないと感じた。2014/07/14

harhy

15
安南からの刺客が出てきたのが最後の最後。母がまだ生きているらしい。次の海外を舞台にした展開への伏線だったのか。2015/03/29

いつでも母さん

14
久しぶりに『古着屋』総兵衛だったかと・・ 出自が出自だけにドンドン世界が広がったら、読み続けるのが難だなぁと思ってたので、ユックリ戻った感でホッとしています。 あとは・・ご贔屓の一番番頭『信一郎さん』の、一日も早く無事のお帰りを待つのみです。2014/06/04

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