内容説明
名優団十郎が殺された。この日、総兵衛は彼の相談を受けるはずだったのだ。一方、鳶沢村の駿府丸が乗組員・積み荷ともども消えた。さらに、総兵衛と笠蔵は北町奉行所に新物販売の廉で捕らえられ、大黒屋は商停止の沙汰を受ける。総兵衛への拷問は苛烈を極めた。一番番頭の信之助を中心に、鳶沢一族は総力を挙げ難敵に挑むが…。瀕死の総兵衛を救出できるのか。絶体絶命の第四巻。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942(昭和17)年、北九州市出身。日大芸術学部卒。映画・テレビCMの撮影助手を経て、’75年より、カメラマン、ノンフィクションライターとして活躍。’76年『闘牛』を発表。’81年『闘牛士エル・コルドベス一九六九年の叛乱』でドキュメント・ファイル大賞を受賞。’87年、初の小説『殺戮の夏コンドルは翔ぶ』を発表。以降、多数の国際謀略小説、ミステリ小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オレンジ。
8
主役の総兵衛をあんな目に遭わせるなんて驚き。過激すぎて本から目が逸れてしまうけど、また読んでる。美雪は総兵衛を愛してしまったようだなあ。2015/04/02
蕭白
6
想像していた以上のピンチの連続にビックリです。ただ開始からの一連の騒動は一旦終結した感じですね。2015/12/07
kazu@十五夜読書会
6
<読メ登録以前に読了。>古着屋総兵衛影始末シリーズ第4弾。名優団十郎が殺された。この日、総兵衛は彼の相談を受けるはずだったのだ。一方、鳶沢村の駿府丸が乗組員・積み荷ともども消えた。さらに、総兵衛と笠蔵は北町奉行所に新物販売の廉で捕らえられ、大黒屋は商停止の沙汰を受ける。総兵衛への拷問は苛烈を極めた。一番番頭の信之助を中心に、鳶沢一族は総力を挙げ難敵に挑むが…。瀕死の総兵衛を救出できるのか。 「BOOK」データベースより。新潮文庫版2011年2月26日発売購入。総兵衛が絶体絶命に追い込まれる。2012/09/04
tak
5
凄まじい闘いだったね。2015/10/24
Aki
5
移動中に読んだ。あまりにも敵ばかりで辛いよね2015/04/30