出版社内容情報
むしょうに「人間」に会いたくて、むしょうに「美しいもの」にふれたかった――。人知を超えた美の本質に迫った、芸術家訪問記。
戦争で日本が何もかも失った時代に、むしょうに「人間」に会いたくて、むしょうに「美しいもの」にふれたかった――。人間の弱点という弱点をしょいこみ、かたわら美しい作品を生んだ魯山人の、知られざる生い立ち。陶芸家、浜田庄司を益子に訪ねたことから見えてきた、利休の真髄。人知を超えた鍛錬を経てその道を究めた芸術家たちに肉薄し、血肉の通った文章で綴られた美の本質。
内容説明
戦争で日本が何もかも失った時代に、むしょうに「人間」に会いたくて、むしょうに「美しいもの」にふれたかった―。人間の弱点という弱点をしょいこみ、かたわら美しい作品を生んだ魯山人の、知られざる生い立ち。陶芸家、浜田庄司を益子に訪ねたことから見えてきた、利休の真髄。人知を超えた鍛錬を経てその道を究めた芸術家たちに肉薄し、血肉の通った文章で綴られた美の本質。
目次
人と芸術(北大路魯山人;浜田庄司;井上八千代;梅若寛;吾妻徳穂;笹部新太郎;梅原龍三郎)
人ともの(広田煕;青山二郎;細川護立;安田靫彦;鳥海青児)
人と作品(黒田辰秋)
著者等紹介
白洲正子[シラスマサコ]
1910‐1988。東京・永田町生れ。薩摩隼人の海軍軍人、樺山資紀伯爵の孫娘。幼時より梅若宗家で能を習う。14歳で米国留学、1928(昭和3)年帰国。翌年、実業家の白洲次郎と結婚。’64年『能面』で、また’72年には『かくれ里』で、ともに読売文学賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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