新潮文庫
ダメな子なんていません

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101374512
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0137

内容説明

「おねしょ」「口が遅い」から「友だちができない」「落ち着きがない」「ゲームばかりする」、そして「不登校」「暴力」―私の子育て失敗かしら?と悩む親は多い。虐待、不登校の専門家である著者が、そんな悩みを一つ一つ取り上げ、具体的な対処法を丁寧に解説。お母さん、楽しんで下さい、子育ては「無理して」、「痛ましいほど努力して」、するものではありません。

目次

第1章 幼児期の子どもと母親(落ち着きがない;友だちと遊べない ほか)
第2章 児童期の子どもと母親(偏食がある;勉強をしない、忘れ物が多い ほか)
第3章 思春期の子どもと母親(親とのかかわりをもとうとしない;学校へ行かない ほか)
第4章 青年期の子どもと母親(気分の変化が激しい;インターネットにはまる ほか)
終章 「子育て失敗」の意味(もし、失敗がなかったら…;「子育て失敗を感じさせない子」の危険 ほか)

著者等紹介

長谷川博一[ハセガワヒロカズ]
1959(昭和34)年愛知県生れ。東海学院大学人間関係学部心理学科・大学院人間関係学研究科臨床心理学専攻教授。東海学院大学大学院附属心理臨床センター長。臨床心理士。専門分野は心理療法、虐待、青少年問題、犯罪心理、人格障害。親の立場から虐待問題にアプローチする「親子連鎖を断つ会」などを主宰。不登校児童へのメンタルフレンド派遣、数々の事件の心理鑑定も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ころりんぱ

44
いいところ、悪いところ、全部まるごとありのままの子どもを受け止める事がどれだけ大切かって事ですね。勉強をたくさんしているのを止める親はなかなかいないけど、それが虫取りだったら「いい加減にせい!」となる親は多い、その通りですね。親の期待や願望を子どもが受け止めて、良い子の仮面をかぶっている、それが危ないんだと力説しています。そして母親自身の仮面を取り払い、母親が自己肯定感を持てている状況こそが、子どもにとって一番安心できる状態なんだと教えてもらいました。母親に宛てられた貴重なメッセージです。2013/11/30

hiroママ

0
◎悩みのポイントが探せました。少し楽になれたかも2010/09/24

あお☆

0
耳が痛い・・・。これは為になります(汗)。それとも今振り返るからそう思えるのか。いやまだ振り返るのには早すぎる。ともあれ解説の東ちづるの本も読みたくなってきますね。ちょっと怖いもの見たさもありつつ。2009/07/27

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