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新潮文庫
イチローの流儀

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101373713
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0175

内容説明

イチローは、何を考えているのか―大記録達成の苦悩、スランプ脱出法、試合前の徹底した準備、ユニフォームを脱いだオフの過ごし方まで。独自の力を発揮する天才の日常とは?密着してその実情に迫り、好プレーを生む暮し方、逆風を楽しむ心、大切にしていることなど限りない進化の秘訣を解明する。オリックス時代から現在までイチローの試合を最も多く観続けてきた記者が綴る、人間イチローの真髄。

目次

1 より高く、より厳しく
2 期待と重圧に包まれて
3 「強さ」より、「柔らかさ」
4 120パーセントの準備
5 好プレーを生む暮らし方
6 逆風を楽しむ心

著者等紹介

小西慶三[コニシケイゾウ]
1966(昭和41)年大阪府生れ。’91(平成3)年関西学院大学卒業後、共同通信社に入社(運動部)。’94年から2年間オリックスの担当で本格的に野球記者としてスタートし、その後、西武などを担当。2000年12月からシアトル支局。’01年から全米野球記者協会(BBWAA)の会員となり、’02年以降、同協会が選出する年間賞(MVP、サイ・ヤング賞、年間優秀監督賞、新人賞)の投票を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yamazon2030

46
2016(44)読了イチローの考えてること・行ってることをイチローを追いかけてる記者が書いたもの。特に、イチローの準備に驚いた。あえて前日眠らずに翌日試合に出ることで、一睡もできずに試合に出ないといけない状況への準備をしていることに、プロの仕事を垣間見る思いがした!あと、バットやグローブなど道具を大切にするイチロー。バットを怒りで折った際に、バット職人へ謝罪メッセージを送ったエピソードには、感動した。2016/10/01

akio

32
number保存版の後に続けて読むと、ますます胸アツです。本当胸アツです。2019/12/29

もとむ

31
イチローの2005年までを項目別に整理して、スポーツライターの小西慶三が綴るドキュメント。特に「逆風を楽しむ心」の章は共感を覚える。「スランプの時、絶好調の時をイメージしてると、現状とのギャップを感じて余計苦しくなる。良くも悪くもない状態、中間地点を修正の参考にする」「子どもの頃から"アイツプロ目指してるんだって"と陰でよく笑われてました。でもそうやって陰でコソコソ言われることが、僕には性に合ってる。"そうこなきゃ"とさえ思う」「一生懸命やってます、は他の人から言ってもらうこと。自分から言うことじゃない」2025/03/05

ダイナマイトダディ❨DD❩

30
レジェンドに敬意を表して、再読。元はプロとはなんぞや、を考えていた時に手に取った本。まさに、完成されたプロの形がここにあった。書かれたのは2006年、メジャーの最多安打を更新した後。絶頂期であったと思うのだけれど、奢り高ぶることなく己れの理想へと邁進する姿がとても魅力的に描かれてる。誤解を恐れず批判に怯まず己れに溺れず、ただひたすらに道なき道を行く求道者。プロとしての姿勢を学ばなくてはいけないと、改めて思った。準備の大切さや給料以上の仕事をするなどは、通じるところがあるなと。まぁレベル感は違いますが(笑)2019/03/25

蘭奢待

29
イチロー引退記念。昔読んだ本。 どのような幼少時代を送ればこのような強靭な自我と自尊心と精神力がつくのか。あくまでもマイウェイを貫き通す生き方。おおいにリスペクト。2019/03/24

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