出版社内容情報
「ガールフレンドができる前に死ななくて本当によかった」。歌人と精神科医が語り合う、孤独、不安、愛。微笑と屈託の連続対談集。
骨を隠す犬のほうが、その場でガジガジやっちゃう犬より、セクシーなのかなあ(「秘密」より)。他者との不器用な関わり方、地への足の着かなさ加減――互いによく似ていることを感じとった精神科医と歌人は、某日、友情を結んだ。そんな彼らがとことん語り合ったのは、孤独、言葉、愛……。世界にいまだなじめないあなたにおくる、微笑と屈託の連続対談集。『人生問題集』改題。
内容説明
骨を隠す犬のほうが、その場でガジガジやっちゃう犬より、セクシーなのかなあ(「秘密」より)。他者との不器用な関わり方、地への足の着かなさ加減―互いによく似ていることを感じとった精神科医と歌人は、某日、友情を結んだ。そんな彼らがとことん語り合ったのは、孤独、言葉、愛…。世界にいまだなじめないあなたにおくる、微笑と屈託の連続対談集。
目次
友情
怒り
救い
秘密
努力
孤独
仕事
家族
不安
記憶
言葉
お金
愛
読書
著者等紹介
春日武彦[カスガタケヒコ]
1951(昭和26)年、京都府生れ。医学博士。日本医科大学卒。産婦人科医を経て、精神科医に転進。現在も臨床に携わる。’93(平成5)年発表の『ロマンティックな狂気は存在するか』で読書界の注目を集める
穂村弘[ホムラヒロシ]
1962(昭和37)年、北海道札幌市生れ。歌人。上智大学文学部英文学科卒業。2008(平成20)年『短歌の友人』で伊藤整文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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